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4月4日(水)からです!釜匠洋画展 【ランチボックス】@松坂屋名古屋店
いよいよ釜君の松坂屋名古屋店での個展まで



一週間をきった。







この計画を持ち込んだのは今から約1年半前、
丁度上海アートフェアから帰ってすぐの頃だった。


釜君との付き合いもかれこれ3年を越え、今年の
秋には丸4年となる。


手前味噌になるが、ここまで、彼は着実に階段を
昇ってくれていると感じるのですが、、、、


しかし、ここからが20代での最初の正念場かな?
とも感じています。


最初にこの計画を考えた最大の理由は、開催場所
というよりも、個展というものを中心としたスケ
ジューリングを体得して欲しいという思いがあり
ました。


もちろんビジネスという事との整合も含めてです。


彼の制作スタンスを考えると、どうしても寡作に
なる。もちろん意識次第ということもあるが、何
も目標のない所でモチベーションを保つというの
もしんどい話しで、ある程度の目標という設定が
必ず必要となってくる。それは一点をターゲット
にするものではなく、制作全体の枠組みとして考
えてもらいたいという思いがありました。


若いので当然コンペであったり各種の参加案件も
興味の対象であることは否定はしない。


しかし、制作スタイルとスケジュールという事を
シビアーに考えれば、一体何作できるのか?という
制作全般の事と、そのタイミングは合理的に合致
するのか?という事への疑問は避けて通れない。



霞を食べて生きていけるわけでなし、かといって
パンのみに生きるに非ず・・・・という事もある。



又、制作の軸、つまりコンセプトという部分を考
えても今後強固にしていく骨格を形成する時期な
んじゃないか?



当然頭の中には縦横無尽に様々な事を思い描いて
はいるだろうが、それを如何に具体化するかとい
うのは勿論なのだが、、もっと必要事項を言えば、
”THE 釜”という素地を客観的に具現化して
いく必要時期なんじゃないか?



なんでも出来るかもしれない、、しかし、この
”かもしれない”は、、、、、、



何にも出来ないと同義であるのと同じで、今から
何が残っていくのか?というある種の厳しい切り
取り作業の必要性を感じたのでした。



それぞれの作品においての完結性は認める、、
しかし、絵描きとしてのこの先長い時間を踏破
する、その時に選ぶ道とは?



そういった事の初歩が今じゃないか?と感じたの
でした。



偉そうに言うわけではありませんが、作品=商品
を消化していくだけであれば、まったく必要ない
ことでしょう。



しかし私は、やはり釜くんという絵描きがいて成
り立つものを考えていきたい、すなわち私の商品
は彼であり、ある種作品としての彼なのだと常々
感じているのです。



と、、、いうような事を、、、



昨日思いついて今日ブログに書いている、、、


そんな感じで、、


実際は彼と楽しくやっていて、、たまに、


うーん・・・と二人・・・


考え込んで、こうかな?ああかな?という
事の繰り返しです!



いずれにしても


いよいよ来週の水曜日4月4日からスタート
します!



私も釜君も全日画廊におります。



お気軽にお声掛けしてください!


釜匠 洋画展 ランチボックス dm















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