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あけましておめでとうございます


謹賀新年

旧年中は格別のご愛顧を賜わり厚く御礼申し上げます
今後とも何卒よろしくお願い致します

平成二十九年 元旦


※画像は私の家の近くの平安時代から続く社です。

水主神社 
山城国久世郡の式内社十座


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さて、COMBINE/BAMI gallery
の本年の始動ですが、明日5日(木)より開始
いたします。

BAMI galleryでは昨年からの企画

4展 Shiten Round6 Thema【ハレとケ】を14日(土)
まで引き続き開催いたします。

5日より14日までの会期中は無休ですので、初詣に
京都市内へお立ち寄りの際はぜひ覗いてください。






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コンポラサーカスVol.2 京阪百貨店とハレトケ
昨日、12月22日(木)よりスタート

─コンポラサーカス─
京都若手現代美術作家展 Vol.2

平成28年12月22日(木)~28日(水)
京阪百貨店 守口店 6階京阪美術画廊
午前10時より午後8時まで(最終日は午後4時にて閉場)

※お問合せは守口店京阪美術画廊(内線3623)


COMBINE/BAMI galleryの本年最後の外部企画に
なります。

今回は11名参加、作品総点数も100点を越えます。
そしてなにより、質の高い内容で臨んでいます。
それはご覧いただければ一目瞭然です。

会期中それぞれ当番制で在廊しております。
在廊表は以下です。

※因みに私(上山)は日曜日と最終日の午後行く
予定にしております。





ぜひお立ち寄りください。

















加えて、BAMI galleryも本年最終企画を27日(火)より
開催いたします。

Round6
4展 Shiten Thema【ハレとケ】
2016.12.27 (tue) - 2017.01.14 (sat)
OPEN:12:00-18:00
CLOSE:12月28日(水)
12月31日(土)~1月4日(水)の間は休廊

当企画は本年最終企画と同時に2017年第一弾の
企画でもあります。






第六回目となる今回は、4展が始まって丁度丸2巡となります。(年3回企画)

今回は、年内最終企画として、そして新年第一弾の企画として
開催します。

これまでの4展のテーマを振り返りますと、第一回目お金、
第二回目種、第三回目さる(干支)、第四回目ごみ
第五回目鉄道でした。

このテーマ性の特徴はある種の固有名詞から来ています。
つまりある程度具体的事物がそれぞれイメージの範囲内
又世間一般においても認識できるものであるという事です。

しかし今回は、”ハレとケ”。

確かに、晴れ着であったり餅、赤飯、白米、尾頭つきの魚、
酒といったものが象徴的に浮かび上がりますが、しかし、
それらが持つメタファーは今回のテーマの”ハレ”の
世界観と合一かと言えば、少し相違すると思います。
加えて、今回のテーマは”ハレとケ”です。

”ケ”=”ケガレ”を包含してテーマに臨んだとした場合
どうなのだろうか?という点が今回の要です。

柳田國男によって見出された、時間論をともなう日本人の
伝統的な世界観を、現代を生きるコンテンポラリー
アーティストの4名は どう捉えどう考え表現するのか?

<出品作家>釜匠 八木佑介 遠藤良太郎 宮本大地


COMBINE 4展 shiten round6 テーマ『ハレとケ』 プレスリリース by COMBINE on Scribd


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八木佑介 第4回続(しょく) 「京都 日本画新展」 優秀賞受賞
このたび、COMBINE/BAMIgaller artist


八木佑介は,





JR西日本、京都新聞共同で、日本画を志す、創造性あふれた
若い人材の活動を奨励し、京都の文化の発展に寄与することを
めざす、京都における日本画新人賞「京都 日本画新展」に
於いて、このたび優秀賞を受賞いたしました。


JR西日本ホームページ

↓↓↓

https://www.westjr.co.jp/press/article/2016/12/page_9644.html


***********


詳細

1 賞の名称

第4回 続(しょく)「京都日本画新展」

2 受賞作品(年齢は発表日現在、敬称略)

(1)大賞:1点
 【作者名】
 上坂 秀明(こうさか ひであき) 28歳
 【作品名】
 「ナゾトキヤマ」
 
(2)優秀賞:2点
 【作者名】
 井手本 貴子(いでもと たかこ) 35歳
 【作品名】
 「来迎図」
 【作者名】
 八木 佑介(やぎ ゆうすけ) 25歳
 【作品名】
 「2016/05/13 2:32」

3 作品展示

(1)美術館「えき」KYOTO

【日時】
平成29年2月18日(土曜日)から2月28日(火曜日)まで 計11日間
午前10時から午後8時まで(最終日は午後5時まで)

※注釈 会期中無休、入館は閉館の30分前まで

【会場】

美術館「えき」KYOTO(ジェイアール京都伊勢丹7階隣接)

【入館料】

無料
 
【内容】

○出品作品全38点と推薦委員の4点の作品ならびに、小嶋 悠司氏の遺作を展示

※注釈 小嶋氏はこれまで推薦委員をお務めいただきましたが、平成28年6月7日にご逝去。

〇推薦委員によるギャラリートーク(いずれも午後2時から)
・2月21日(火曜日)大野 俊明氏(京都市立芸術大学特任教授)
・2月22日(水曜日)村田 茂樹氏(日本画家)
・2月23日(木曜日)林 潤一氏(京都嵯峨芸術大学名誉教授)
・2月24日(金曜日)竹内 浩一氏(日本画家)

(2)ホテルグランヴィア京都

【日時】

平成29年3月2日(木曜日)から5月9日(火曜日)まで
※注釈 変更の可能性があります。

【内容】

ホテルフロントロビー2階に受賞作品、M3階通路に出品作品を5期に分けて展示

※注釈 推薦委員の作品は展示いたしません。



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2016年12月COMBINE外部企画とBAMI gallery企画
今年も残すところ一ヶ月を切りました・・・


ただCOMBINE/BAMI galleryは当月


外部企画 百貨店美術画廊2企画
百貨店グループ展への作家参加3企画

BAMI gallery1企画


と、、まだまだレビューがあります!


順にご紹介いたします。


■遠藤良太郎





『シブヤスタイルvol.10』
11月29日(火)~12月11日(日)
月〜土 10時〜21時 日・祝 10時〜20時
西武渋谷店 B館8階 美術画廊・オルタナティブスペース





現在開催中です。若手作家約40名での展示で、
今年で10回目の開催です。



ツギハギの球体
18x18x18cm
技法:押し型,呼び継ぎ
素材:白土,黒土,銅粉


■京阪百貨店 守口店 6階美術画廊

ETO(干支)TEN(酉)

2016年12月8日(木)~12月21日(水)

にCOMBINE Artisの作品も一部紹介いただきます。




■八木佑介 今夜の光景

2016.12.14 (wed) - 2016.12.19 (mon)
at 福山天満屋 6階 アートギャラリー



会期中終日在廊
最終日は午後5時に閉場

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私が見た光景。この時代の都市の形。
夜を覆う光を点描として描き起こす。
無人の都市を散策する。 昼と夜の
境すらも踏み越えようとする都市文明。
ありふれた景色が街灯に照らされ浮か
び上がる。

私達はこの均一な光景の中で生きている。

これはあなたの、今夜の光景。

八木佑介

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■岡山天満屋 5階アートスペース

干支特集
2016年12月14日(水)~12月20日(火)

京阪百貨店同様、COMBINE Artistの干支作品を
一部紹介していただきます。


■ ─コンポラサーカス─
京都若手現代美術作家展 Vol.2

平成28年12月22日(木)~28日(水)
守口店 6階京阪美術画廊
午前10時より午後8時まで(最終日は午後4時にて閉場)

★出品作家★
釜匠、松本央、八木佑介、佐野暁、公庄直樹、宮本大地
遠藤良太郎、阿部瑞樹、小橋順明、岡部賢亮、太田夏紀




●Artist在廊表



■Round6 4展 Shiten Thema【ハレとケ】

2016.12.27 (tue) - 2017.01.14 (sat)
at BAMI gallery

OPEN:12:00-18:00
CLOSE:12月28日(水)12月31日(土)~1月4日(水)
の間は休廊





第六回目となる今回は、4展が始まって丁度丸2巡となります。(年3回企画)



今回は、年内最終企画として、そして新年第一弾の企画として
開催します。



これまでの4展のテーマを振り返りますと、第一回目お金、
第二回目種、第三回目さる(干支)、第四回目ごみ第五回目
鉄道でした。


このテーマ性の特徴はある種の固有名詞から来ています。
つまりある程度具体的事物がそれぞれイメージの範囲内又
世間一般においても認識できるものであるという事です。


しかし今回は、”ハレとケ”。


確かに、晴れ着であったり餅、赤飯、白米、尾頭つきの魚、
酒といったものが象徴的に浮かび上がりますが、しかし、
それらが持つメタファーは今回のテーマの”ハレ”の世界観
と合一かと言えば、少し相違すると思います。加えて、
今回のテーマは”ハレとケ”です。”ケ”=”ケガレ”を
包含してテーマに臨んだとした場合どうなのだろうか?
という点が今回の要です。



柳田國男によって見出された、時間論をともなう日本人
の伝統的な世界観を、現代を生きるコンテンポラリー
アーティストの4名はどう捉えどう考え表現するのか?



<出品作家>釜匠 八木佑介 遠藤良太郎 宮本大地



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僕の作る虫たちは 一度も生きていたことがない 小橋 順明 Ceramic works  『いのちなどないのに』  
明後日12月2日(金)より


小橋君の第二回目の個展をBAMI galleryで
開催する。







早いもので、、もう一年が経った・・・・


昨年始めて当ギャラリーで開催したときは
お客様方にかなりの衝撃を与えル事ができ、、、


その後の初夏のあべのハルカス近鉄本店での個展、、
においても驚愕の感想をいただき、、、


そしてその後、長野県の志賀高原ロマン美術館
での企画展に参加と、、、、


ドンドンとその活動は広がりを見せている。


そして今回、、、


実は、この企画というのか小橋君の表現自体は、
もうどのくらい前になるか覚えていないが、、
薄っすらと原型が出だし、、


その後2年前、私がギャラリーを今の京都・島原に
移した頃に作品のプロトタイプが出てきた、、、


その間色々な事を喋り、又メールでやり取り、、
時には罵倒するくらい怒りと、、色々な事があった。


申し分ない技量である。それは解っていた。


しかし、職人的精度の問題とは違う、、
我々が住んでいる世界の問題は少し違う、、、


上手い人選手権ではない・・・


鑑賞者、コレクターという方々と向き合い、
その方々とある意味色々な対決をしなくてはならない。
技量とは誠に大事ではあるが、しかし一つの要素でしか
ない。


最大は感動があるのか?という事である。


幾ら制作に時間・金・論理性を加えようが、そんなものは
感動全体を司る、我々が追いかけるものとの兌換性を持た
ない。


そうなると、、その感動とは如何なるものなのか??


小橋君のこれまでの作品に対して皆間違いなく感動をし
てくれてはいる。しかし未だ何か物足りない、、、


もっともっと何か・・・・


何か?それは何度も言うが技巧の問題ではなく、、


当然技巧の問題はあるかもしれない、しかしそれは
作り手の側だけの問題であり、今、問う問題箇所は違う。。


作品世界には十分含まれている何かが、、今ひとつ
具体的に見えない感覚があった・・・・


もう少し何か・・・・


ある時、そう、今年彼が窯を焚いている時に、、





窯仕事の時、彼はほとんどインターネット上からは
姿を消す・・・当たり前である、相当な時間と労力
をかけて臨む窯焚きである、、、その時、ネットの
世界などには足を踏み入れている時間も余裕もない、、、


しかし、窯焚きが終わったもしくは終了間際になると
ひょっこりネット上に姿を現す・・・


そんな時、ポロッと彼がネット上につぶやいた言葉が
私を掴んで離さなかった、、、


これだぁ!!


『今、備前焼の登り窯を焚いています。

窯の焚き口でカマキリが焼け死んでいました。







ウッカリ乗ってしまったんですね。

前のめりに、突っ伏して、頭から真っ黒に炭化。

火が付く温度ではないので

形はそのままに黒光りしていました。

秋、続々と提供を受け、集まる死骸たち。

動いていた頃そのままの形ながらに

今はもう動かない。

いのちが入ったら動く?訳ないですよね。

それは流れそのものだな。

いのちってなんなんですかね。』



・・・・・・・・・・



この文章を読んだときに、これしかないと感じました。



その後、志賀高原ロマン美術館で彼の作品を観たとき、、
一際、蟻の作品に惹きつけられました。。。






なんと、、これは恐らく美術館という空間の中で展示
される作品としては”最小サイズ”ではないのか?



しかしながら、この作品が持つ意味は、どの作品よりも
最大である!と感動しました。


いのち、、、魂。。。


彼の威力が出始めている!!


展示を一通り見終わり、、、


志賀高原ロマン美術館の学芸員の鈴木さんと
話した時、鈴木さんもこの文章を見ており、
私と同じ感覚を持ったという感想を聞けたとき
には、正直嬉しかったです。。。。


彼の作品の中にあるものの最大がここにある。



いのちのないものを作り出しながらも
魂を浮かび上がらせる。。


魂の所在を我々に突きつける


そんな気がします。


今回は、前回の個展の時のように、細かい指示は一切
出しませんでした。それは前回で慣れたからという事
ではなく、彼の選択を信じました。


故に、タイトルを頼む時も、ステートメントを頼むときも、
全てそのまま、、前回のように何度もやり取りをしません
でした。全て一発OKで行きました。


正直、申し分ない。


彼の中には確実に備わっている


何をしないといけないのか、何を残そうとしているのか!


今回の個展はそんな事が


濃縮されています。


前回とは違います。


タイトルとステートメントが出来てきたとき
ほんの少し涙が滲むような感覚になりまた。


素晴らしい”詩”だとも正直感じました。。。


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小橋順明 『いのちなどないのに』


虫が死んでいた

昨日は生きていたのに

前のめりに、突っ伏して

動いていたのに

何も変わってはいない

カタチはそのままなのに

動くことはない

いのちが入ったら動く?

そんなわけがあるものか

いのちなど

ない

もっと違うなにか

呼び名を考えなくては

僕の作る虫たちは

一度も生きていたことがない


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僕の作る虫たちは

一度も生きていたことがない




こんな言葉、、、


命がけで作品と向き合わないと


出てこないよ・・・・



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『いのちなどないのに』
小橋 順明 Ceramic works 
2016.12.02 (fri) - 2016.12.11 (sun)
OPEN  : 12:00-18:00
期間中無休




COMBINE 小橋順明 Ceramic Works いのちなどないのに プレスリリース by COMBINE on Scribd



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