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ワークショップ

 以前ちょっとお伝えしたワークショップ報告書で~す。



 
 1ヶ月程前から例の石コロ作品を何種類か


 説明用につくり初めました。



 そして工程順の出来上りサンプルや、本体の石コロ!


 
 この石コロ、2時間という時間内でどこまでやれるのか


 実際にやってみると、


 1個つくるのに約2時間かかった。



 80番で80%位仕上げてしまうのだが


 そこから4段階で最終仕上げとなるが

 
 素人の方々がそこまでガマンできるだろうか?


 というのが一番のネックであった。



 

 結果は後程として、


 もっと仕上げに近いところまでこちらでやっておいて


 余裕を持ってやる方がいいのかどうかを考えた時、


 このしんどさを省いては最終の喜びを感じてもらえないと思い


 荒砥ぎからやってもらう事にした。




 西成にある会場へ夕方18時到着。


 「楽塾」の塾生は仕事が終わってから来るので

 
 18時半開講。



 

 司会者から紹介されて10人程の参加者を前に


 作品を見てもらいながら


 光をあてるだけでこんなにも見え方が変わってくるよ


 と実際に照明を変えて説明すると、


 塾生たちは日頃改めて光との変化を感じる事が少なかったので


 
 「 オーオ~ 」


 とか


 「 ウァ~~ 」

 
 とか発して感じてくれた。



 
 


 




 説明終了して実際に石コロ磨きにとりかかってもらう。


 
 欅と楠の2個各自に渡す。



 たくさんの中から自分の掌に合う形をえらんでもらう。


 荒削りの石コロを手にワイワイいいながら研ぎ始めました。



 
 皆、口々に冗談いいながらやっていたのですが


 小一時間もすると口数が減って来て、


 必死でやる表情が素敵でした。



 
 






 司会者からあと30分とコールがあり、


 最終までいけませんでしたが、

 
 あとは、家での宿題として持って帰って頂きました。



 後かたづけをして全員で夕食の準備。


 食事をしながら雑談。




 無駄なことを一生懸命やるという小生の考えに


 塾生一同なにかホッとした様な、そして


 2時間唯ひたすら磨きたおす事に共感を得た事に


 感激し終了。



 
 





 心地よい疲労感があって


 又、明日への活力となることだろう。

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