アートフェア東京19に出展いたします。
February 11,2025
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COMBINE/BAMI galleryは2022年以来3年ぶりに
アートフェア東京に出展いたします。
今回はプロジェクツにて釜匠、松本央の
二人展を企画いたします。
アートフェア東京19
2025.03.06 (thu) - 2025.03.09 (sun)
at 東京国際フォーラム B2F ホールE/B1F ロビーギャラリー
https://artfairtokyo.com/
セクション:プロジェクツ
■ブースNo.:P003
■出展作家:釜匠/松本央
開催概要】
会 期:一般公開 2025年3月7日(金)− 3月9日(日)
(3月6日(木)は招待者並びにプレス関係者のみ)
※時間は3⽉6⽇-8⽇は11:00-19:00、
最終⽇は11:00-17:00にて開場
会 場:東京国際フォーラム
B2F ホールE/B1F ロビーギャラリー
主 催:エートーキョー株式会社
メディアパートナー:美術手帖、日本経済新聞社、
ARTnews JAPAN
後 援:シンガポール共和国大使館、アイルランド大使館ほか
2月予定/松本央 新作個展 「僕らはみんな生きている」
February 1,2025
2月の予定ですが、
外部企画は一件もありません。
BAMI galleryでの個展企画一件のみです。
当月はこの個展に注力いたします!
松本央 新作個展 「僕らはみんな生きている」
2025.02.10 (mon) - 2025.02.24 (mon)
会期中/OPEN 13:00~18:00
※最終日午後4時閉廊
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"出品作品資料と価格"
以下をクリックしていただくとご覧いただけます。
https://drive.google.com/file/d/1bfCK_YgUgB69SgrXqARWCCnyEvsASoLv/view?usp=sharing
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「正直に言えば、想定外のことでした」
と、松本央は昨年のアート台北での出来事を振り返る。
初めて海外で披露したところ、同フェアスタートと同時に展示
した10数点の作品は完売となった。昨年の夏頃から新たに取り
組み出したモチーフだったことも拍車をかけ、松本の心境は
大きく揺れ動いた。「でも、今の絵を描く時、今の絵について
他人と話す時、これまで以上に自然体でいることができます」
松本が描くのは、古くからある商店街や飲み屋、海外では
街角によく見かけるキオスク(簡易的に設けられた売店)な
ど。そこに張り子の犬や招き猫が人間さながらに登場する。
ノスタルジックな雰囲気と相まって既視感が漂ってくる。
彼は京都市で100年以上続いた酒店の息子として生まれた。
不運があり廃業となったが、今もなお答えを見つけられない
まま消えてしまったものが彼の記憶に染み付いている。家業を
手伝う中で見た人間模様、市街にたくさんあったはずの個人商店
のその後⋯…。
記憶や経験の欠片を繋ぎ合わせるように、現在の作風は生まれた。
松本の感じる「答えを見つけられないまま消えたもの」は、
現代人にとっても他人事ではないだろう。社会や産業は、あるい
は文化ですら、人々にとって目新しいものを提供することで発展
していく。その熱気こそ人間の活力と言える。しかし、その熱狂
の果てが必ずしも幸福ではないことも常である。新しいものを求
めても幸福感が満たされない時、代償として何かを捨ててきたこ
とにようやく気づく。松本の絵はアート台北を訪れた現代人の
焦燥感に優しく映ったということだろう。
個人と社会の記憶が重なり、松本は人間の変わらぬ姿を見る
。「絵に登場する招き猫などは、フリーマーケットで見つけま
した。思うに、商売の素朴な形こそ人間の生き様ではないで
しょうか。社会が荒廃したとしても、小さな商いから復興して
いきますよね。生きることの粘り強さや時代を超えて残るもの
がそこに見えてくるんです」
海外のキオスクを目にして不思議と感じた「懐かしさ」に突き
動かされた松本。その表現が醸すノスタルジックな気配に、人と
人の間で結ばれる「縁」という、温かな光を込めようとしている。
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私の作品は、これまで見てきたことや体験したことがベースに
なっています。特に幼少期、京都で酒屋を営む父の配達を手伝
った際に見た風景や人々の姿、変わりゆく街の姿などから受け
た影響は強く作品に投影されています。
ただし、作品の内容すべてが私自身の体験ではありません。
この現実世界のどこかで起こったことや、これから起こりうる
出来事である、と考えながら制作しています。私が描きたいの
は、社会の大きな流れの中で日々を懸命に生きる人々の姿です。
それは、私も含めたどこかにいる誰かの平凡な日常の一場面に
過ぎないかもしれませんが、人生の大半はそのような小さな
出来事の積み重ねでできているのだと思います。そうした日常
の中に潜む感情の機微や物語に光を当てることで、この世界で
たしかに生きている人々の姿を立体的に浮かび上がらせたいと
考えています。
どこかで見たことのあるような風景の中に登場する張子の犬や
招き猫のキャラクターたち。何を考えているのか表情からは読
み解くことはできませんが、彼らの姿から自由に想像し楽しん
でいただけたら嬉しく思います。
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ただいま建設中
F50 91×116.7cm
パネル、キャンバスに油彩
一体どんな家が建つのだろう。そう思いながら建設現場でふと
足を止めて眺めてしまうことがよくあります。例えそれが他人
の家だとしても何もないところから形になっていく過程を見る
のは面白いです。出来上がってしまえばただの日常の風景の
一部になってしまいますが、建設中の状態は、かつてそこに
あったものへの思い出と、これから出来上がるものへの期待や
希望も内包しているようにも見えます。いろんな人の思いや
仕事が関係して一軒の家が建てられる、そこにはいろんな
ドラマがあることでしょう。
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ナイトパレード
F30 72.7×91cm
パネル、キャンバスに油彩
夜の街に繰り出す。そう思うだけで心がワクワクしてくる。
煌々と照らされた看板の明かりに飲食店から漂う食欲をそそ
られる食べ物の香り。そこに集う様々な人々、それらが混然
一体となって得体のしれないエネルギーの磁場を生み出して
いる。そういうものに私が吸い寄せられているような気がし
ます。
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本日も営業中
F30 72.7×91㎝
パネル、キャンバスに油彩
今日も通りを行きかう人々を見ている小さな店主。通りすがり
の一人である私からは一日の大半をほぼ同じ場所で過ごしてい
るように見えるのだが、果たしてその小さな店内から見た世界
はどのように見えるのか、一度店内に入って世界を覗いてみた
い。
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ある家族の歴史
F10 455×530mm
パネル、キャンバスに油彩
100年以上続いたとある酒屋を営む家族の歴史の中の一幕。
時代的には第二次大戦後(1950年くらい)だと思われます。
国の経済が復興、成長していく中で最も景気が上向きよく繁栄
していた時期だったのでしょう。その後も時代の荒波に揉まれ
ながらも営業を続けてきましたが、写真を撮られた時期から
およそ半世紀後、人々の記憶の中へと消えていくのでした。
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猫の土産物屋さん
F10 45.5×53cm
パネル、キャンバスに油彩
有名な観光地に行くと大体どこにでもある土産物屋。
地域の名産品を売っているところもあれば、何故こんなものが
売られているのかと思うようなこともある。昔からあるような
ものでも売っているものはちゃっかり時流に乗った最新の商品
にアップデートされているのは面白い。
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海鮮市場
F10 45.5×53cm
パネル、キャンバスに油彩
市場の中にある海鮮商店。ここへ来ればあらゆる海産物が手に
入る。そんな気分にいつもさせてくれるお店である。顔なじみ
の店主と軽い世間話をしながら、今日のおすすめを聞く。何や
ら見慣れぬ魚も並んでいるようだが、果たしてどうやって食べ
るのだろうか。
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水上の生活
F10 45.5×53cm
パネル、キャンバスに油彩
旅先で水上で生活している人々を見たことがある。学校や病院
などもあり、きちんと町としての機能もそなわっているらしい。
移動はもっぱら船である。生まれてからずっと水上で生活して
いる人もいるかもしれない。彼らからは陸地の生活がどのよう
に映っているのだろうか。
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ちょっと休憩
F10 45.5×53cm
パネル、キャンバスに油彩
歩き疲れたのと、のどが渇いたので少し一息入れることにした。
店にはその店の常連と思わしき客達が世間話をしている。何を
話しているのかはわからないが、ここに来て会話をするのが
日課になっているようだった。
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路上の野菜売り
F6(31.8×41㎝)
パネル、キャンバスに油彩
朝からたくさんの人が商売をしにここへやってくる。自分の
畑でとれた野菜だろうか、鮮度の良い獲れたての野菜が路上に
所狭しと並んでいる。それを目当てに今日も多くの人でにぎわ
っている。私も何か買って帰ろうかなあ。
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古都の宿
F6 31.8×41㎝
パネル、キャンバスに油彩
私の生まれ育った京都は長い歴史を持つ都市です。という
ことは、古いものが淘汰され廃れていき、新しいものへと
切り替わる機会が多かったとも言えます。私の生きている
間だけでも、京都の街並みは大きく変わりましたが、古い
ものも完全に無くなってはおらず、町家を改装したり、
古い歴史のあるものを上手く生かしている建物も見られます。
この作品では近年よく目にする古い町家を改装した宿、
そこへ宿泊する旅人の出会った一幕を描きました。
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街角
F6 H31.8×W41cm
パネル、キャンバスに油彩
いつも変わらずそこに在る街角のニューススタンド。いつ頃
からあるのか分からないけれど。いつの間にか当たり前の
風景として生活の一部になっているもの。別に頻繁に利用す
ることもないが、あれば何か安心する。それは真夜中の海を
照らす灯台のようだったと思う。そんな風に感じたお店が
昔はいっぱいあったような気がします。
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Discovery
F4 24.2×33.3cm
パネル、キャンバスに油彩
高松塚古墳の壁画に描かれた朱雀をモチーフに描きました。
古代の人が実体のない概念や自然現象に図像を当てはめた
ものが現在我々の知る四神の姿として伝わっています。
そこには古代人の様々なメッセージが込められているので
はないかと考えました。遺跡や洞窟などに残された壁画を
見るとき、時を超えた古代の人々との交流が始まるのかも
しれません。
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