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かぶく干支
【かぶくえと】

●コンテンポラリーアーティストによる干支色紙絵企画

※既製の色紙 8寸×9寸(274×244)のサイズに限定

2012/12/19~
高松天満屋 5階アートギャラリー 担当:青野
TEL 087-812-7549



●趣旨
かぶく(傾く)と干支を組み合わせた造語です。
かぶくとは「かぶく」の「かぶ」は「頭」の古称
といわれ、本来の意味は「頭を傾ける」であった
が、そのような行動という意味から「常識外れ」
や「異様な風体」を表すようになり、さらに転じ
て、風体や行動が華美であることや、色めいた振
る舞いなどをさすようになり、そのような身なり
振る舞いをする者を「かぶき者」といい、時代の
美意識を示す俗語として天正(1573~1592年)頃
に流行した。


この「かぶき」という語が、現代の「歌舞伎」と
なったのは、17世紀初頭、出雲大社の巫女『出雲
の阿国(いずものおくに)』と呼ばれる女性(巫
女ではなかったという説もある)の踊りが、斬新
で派手な風俗を取り込んでいたため、「かぶき踊
り」と称されたことによる。


      
この“かぶく”という言葉が持つ意味を今回の企画
の軸と据えました。


干支というと現在、12月初旬から様々な商材が各種の
商業施設の店頭を飾ります。又作家なども干支を題材
に作品を仕上げたりします。


しかしそれらのモノを見たときどうでしょうか?私が
見る限り少なからずこの20年近く何も変わっていない
ような気がします。


しかし干支というのは元来季節の風物詩というだけの
もではなく、調べていただければ分かりますが、アジ
ア特に漢字文化圏においては“時”を示す数詞であり
暦を始めとして方位などにも用いられる人間生活の根
幹部分でもありました。


西洋的な時間の観念が流入する前はもちろん流入した
後の我々の生活にも息づいているこの“干支”にて独
創的な感性で同時代感覚に迫る内容として描き出し、
現代の干支というテーマ性の中で是非“かぶいて”
みようと考えています!!



釜匠


阿部瑞樹


小橋順明


佐野暁


武者宏迪


八木佑介


川又仁奈


炭田紗季


kappachicken


松本央

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