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4月の予定 岡部賢亮「WHO ARE YOU?」
4月になりました。

しばらく企画はしておりませんでした。
4月はBAMI galleryの個展企画が1件です。

岡部賢亮の新機軸となる作品展です。
これまでの作風とは変わり、より彼の表現意図を
色濃く反映した作品になります。




2025.04.17 (thu) - 2025.04.30 (wed)
会期中/OPEN 13:00~18:00
※最終日午後4時閉廊
※4月23日(水)4月24日(木)Close


「耳の長いキメラ」H47×W23×D17(cm)
ジェスモナイト、レジン、アクリル絵具、箔押し



「キメラ」H31×W17×D14(cm)
ジェスモナイト、レジン、アクリル絵具、箔押し


この展覧会を開催するにあたり
岡部賢亮が展覧及び作品に対しての考えを示してくれて
います。


「WHO ARE YOU?」

私は常々作品を制作するにあたって留意していることがある
それは私の作る作品がこの社会に生きている誰かにとっての
鏡であり鑑となるような存在となってほしいということであ
る誰しもが鏡で自分を見たことがあるだろう。鏡に映る自分
は慣れ親しんだ顔をしてこちらを見ているはずだ。

しかし、ときどきその慣れ親しんだ顔が不意に疎遠なものと
して映る瞬間がある。まるで色々な生物のパーツを寄せ集め
て作ったキメラを見ているような不自然な感覚とでも言おう
か。そのときの鏡に映る自分によく似たその虚像は

「Who are you?」

と私たちに投げかけているのではないかと思うその問いに直
面したときに、そのような答えの出せない不自然な感覚にな
るのだろう。私はそれこそが誰にも侵されることのないその
人だけの特別な時間なのだと感じている。そして美術作品に
はその時間を遮ることなく共に生きることのできる不思議な
能力があるように思う。

私の作品は立体物であり私たちが生きているこの三次元の世
界に存在している。私の作品は動くこともなければ言葉を喋
るわけでもない。しかし、単なる虚像ではなくこの世界に確
かに存在するものとして、この社会を生きている誰かに対し
て、あるいはこれから生まれてくる誰かに対して

「Who are you?」

と投げかける存在になってほしいと考えています。


「作品について」

現代に生きている人々は、私がそうであるように情報が混在
して一つに定まり切らないような、バラバラな状態の感情や
思考が一つの身体にギリギリ収まっているような、色々な生
物をつぎはぎしてできたキメラのような存在だと感じる。

彼らはただそこに佇んでいるだけで何も言わない。自分がど
ういう姿をしているかなどおかまいなしに、只々ぼんやりと
佇んでいるように見える。だが、もしかしたら私たち人間に
は聞こえない周波数の大声で鳴いているのかもしれない。


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岡部賢亮の新たな挑戦をぜひご高覧いただきますよう
心よりお待ち申し上げております!

よろしくお願いいたします。


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