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明けましておめでとうごさいます。


2021年 1月から
BAMI gallery オンラインショップにて
太田夏紀の作品販売ページを
新しく開設していただく事となりました。

今回、
新しいコンテンツをオープンするにあたり、
オンライン限定の小さな展覧会
『手の中の獣』を開催いたします。





オンラインのみで作品を発表するのは
初めてとなります。

実際に作品を手に取って見ていただく事が出来ないので
写真のみでも伝わりやすい
私達が小さい頃から親しみのある動物に着目し、
作品の質量も
「手のひらに乗る大きさ」の作品に絞って制作しました。


そして、
親しみのある動物の中から
パンダ・キリン・ゾウ・クマ・トラの5種類の動物を選び
本来の生態とかけ離れた、キャラクターとして愛されてきた彼らを
手のひらの上の違った いきものとして表現したいと考えました。



各SNSでは、いくつかの作品を
すでにアップしましたが、
今回はそれらをまとめてご紹介いたします。







「青く塗られたクマ」
9.5×7×8cm/陶土

『実は白熊。
顔や足にも青い色がついてしまっている。鼻も赤く塗られた。』

子どもの頃に親しんできた
絵本やアニメーション映画などの
メジャーなキャラクターイメージと、
実際の熊との大きな差を 色の差として
元・白色の熊を制作しました。






「きまぐれなトラ」
8.5×9×15cm/陶土

『自分が焦ったところで、何の為にもならない事を知っている。』

イエネコを思わせる親しみのある仕草と、
自然界で過ごす為の大きな手足を意識できる姿にしました。
虎以外の動物にも共通している事ですが、
体の模様が他の何かの形に見えると、
当の生き物には関係なく
縁起などに結び付けられる事から、
お尻には数字の「8」に見える模様があります。






「こまったパンダ」
12×8×7cm/陶土

『どうしたらいいかわからない時に耳を触る癖がある。
自分のしっぽの色を知らない。』

動きづらい着ぐるみを着ている様な行動が
多くの人にとって彼らを魅力に感じる
理由の1つだと考えて「こまった」様子にしました。
困っていてもしっかりと立つように、
下に重心を置くため足のみを無垢にして、
その上から手びねりをしています。






「やさしいゾウ」
9×9.5×12cm/陶土

『歩く時も周りを気づかってよそ見してしまうので、よく転ぶ。』

他の作品の動物と比べて身体の毛が薄いゾウは
土と色を重ねて塗り、ざらつきのある肌に仕上げました。
「手の中の獣」はみんな大人の動物ではないので
全員手足が短めで、身体もふっくら。
ゾウは足の短さに比例して鼻も短くなっています。






「てれやなキリン」
11×10×13cm/陶土

『恥ずかしがり屋なので
無意識に身体の柄の数を数えてしまう。』

模様のみで認識できるほど象徴的な身体の柄を記号として
キリンの特徴である、首や足の細長さを表現せず
赤ちゃんキリン特有の姿勢を、よりむっちりどっしりと
安定した姿に制作しました。




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オンラインショップぺージには
いろんな角度から撮影した作品の画像や
今回の作品制作についてなども詳しく
載せていただいていますので
よろしければ、 コチラの【ショップぺージ】 もご覧ください。




いつもとは少し違う作品を
楽しんでいただければ幸いです。




➖➖【オンラインショップ】➖➖



おおた なつき 『手の中の獣』


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