1983年 京都生まれ
2007年 京都精華大学芸術学部造形学科洋画専攻 卒業
2009年 京都精華大学大学院芸術研究課博士前期過程洋画専攻 修了

個展
2004年
「マツモトヒサシ展」 京都精華大学7−23ギャラリー

2007年
「Who are you?」 画廊編、ぎゃらりーかのこ(大阪)

2009年
「松本央展 Protozoa」 アートスペース虹(京都)

2010年
solo exhibition vol.1『無常の空間ー108人の自画像』BAMI gallery(京都)
solo exhibition vol.2『現(うつつ)の果て』BAMI gallery(京都)

グループ展等
2006年
「Intersection points」 京都精華大学ギャラリーフロール

2008年
「第62回二紀展」初出品初入選

2010年
第14回上海アートフェアー出品
『コンテンポラリーアートの扉』高松天満屋美術画廊(香川)

2011年
京都二紀展 黒田賞
【Gombessa proposal ep1 「I am Japanese.」】BAMI gallery(京都)


私は、大学入学時から、現在までずっと自分をモチーフに絵画を制作してきた。いわゆる自画像だが、個人的感情や内面を曝け出すための手段として、自画像を制作しているのではない。また、単なる自己顕示や自己愛によって制作しているわけでもない。
自分自身の表面に表れる様々な痕跡を見つめ、それらの痕跡を画面に記録していく作業を通して、私個人の描かれた絵画というレベルを超え、人間のありのままの姿や本質、生命体の持っている根源的な力に触れることができるような作品を作ることを試みている。
「何故、自分にこだわるのか。」
それを簡単に説明することは難しい。ただ、複数の人物やモチーフを短時間見るよりは、一つに絞り、長い時間かけて詳細に見るほうが得るものが多いと考えている。