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佐野暁展終了のご挨拶
佐野 曉 URUSHI exhibition
Hello ♡ Kumasan





昨日(11/30)を持ちまして無事終了いたしました。


たくさんの皆さまにご来廊いただき、誠にありがとう
ございました。


心より御礼申し上げます。


また、この展覧会をご紹介いただきました


週刊新潮様、リビング新聞様、KBS京都様、はじめ
様々な形で告知頂きましたメディアの皆様、誠に
ありがとうございました。


丁寧にご紹介いただきましたそのお言葉の
ご期待に応えられるよう作家共々、尚一層努力す
る所存でございますので今後ともよろしくお願い
申し上げます。


さて展覧会の状況ですが、


佐野君とは以前に知り合った時の事を少し
触れさせていただきましたが、私としては


満を持して、というのが偽りなき心境でし
た。


漆という技法を考えれば、、、


作家活動に突入したばかりの彼が寡作である
ことは致しかない、、、、、


しかし一日でも早く当方で、紹介したいとい
う強い思いがずっとありました。


その思いと、彼のスケジュールが合致するポイント、
それを調整して実現したのが今回の展覧会でした。


それだけに私にとっては思い入れの深い展覧会の
実現となりました。


そして、その期待通り、メディアの方々の反応、その
反応によりお越しいただいた沢山の方々、、、、


なかでもとても嬉しかったのは、


普段、あまりギャラリーに見えられないような
方々が多数足をお運びいただいた事でした。


お母様の手を引っ張って来てくれた
小さなお子様たち、年配のご夫婦、、、、、


また同じ道の先輩、そして高名な現代美術作家の


「いやぁ~気になって見に来ました!」


という感想は、こういうギャラリーを運営する者
にとっては、ある種、溜飲が下がる思いでした。



佐野君の個展はこれで終了いたしますが、


12月5日(月)からは


GOMBESSA proposal ep2
紫色の藝術旅団



2011.12.05 (mon) - 2011.12.16 (fri)
gallery close 12/10・11
open 12:00~18:00

GOMBESSA proposalの第2回目企画。
COMBINEが選抜する京都で活動するエッジの効いた
ゴンベッサたちの新作を網羅。

※プレスリリース

↓ ↓ ↓

http://www.scribd.com/doc/73241039/

当企画は12月21日(水)より高松天満屋5階美術画廊
にて開催予定”現代美術のカッティングエッジ
京都・瀬戸内のゴンベッサたち”のプレビュー企画
として京都側の作家を展開いたします。

↓ ↓ ↓

http://www.scribd.com/doc/73633432

16日の会期終了後高松にて瀬戸内側のゴンベッサたち
と合流する予定です。

京都で編成を整え本年最後に瀬戸内地域の
コンテンポラリーの拠点へ進攻いたします。

【参加アーティスト】
釜匠
松本央
阿部瑞樹
佐野暁
武者宏迪




開催させていただきます。


このグループ展でも引き続き佐野作品はご覧いただけます
ので、お見逃しされた方はぜひご来場くださいませ。


そして佐野作品だけではなく、


釜匠、松本央、阿部瑞樹の会心の大作及び、

これがデビューとなる京都造形芸術大学4回生

の武者宏迪の作品を展示する予定ですので、

こうご期待ください!



























▲TOP
この秋は皆で【「観〇光」ART EXPO 2011】に行きましょう!
唐突なタイトルになってますが・・・




実は昨年からCOMBINEは【観○光(かんひかり)】
というアートイベントの搬出入のボランティアを
しています。



そして今年も第3回目となる




【観○光 ART EXPO 2011】が実施されます。


2011年10月15日(土)-10月24日(月)


清水寺(経堂)
二条城(台所)
御寺・泉涌寺

以上3ヶ所にて同時に開催されます!!









公式ホームページ

↓↓↓ クリック!

http://www.ab.auone-net.jp/~kcpa/kh2011.html



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【展覧会の趣旨】


観光の語源を古代中国にたずねると、もとは
「国の光を観る」という意味であったと言いま
す。「国の光を観る」とは、為政者が民の
「暮らし」=「光」を見、民もまた、わが光を
外に示すということ。


古来、日本人の持っていた独自の「光」は、
やがて文化や芸術になって日本中へその輝きを
伝えていくこととなりました。


2009年秋、千年の都、京都で、人類の未来を照
らす「光」が生まれました。

2010年秋、いにしえの都で生まれた美の光が輝
きはじめました。

2011年秋、再び京都の文化遺産に、次代の光を
とらえるアーティストたちが一堂に会します。



【「観〇光」ART EXPO 2011】

古くは室町時代、かの一休宗純の庵で、連歌師・
能楽師・書・画・茶の巨人たちも美の宴を開き、
大いにこの国の光を盛んにしました。

その「光」をもう一度、私達の感性ですくい取り、
次の世代へ引き継いでいきたいのです。

京都発、伝統と未来が交錯する、博覧会。それは
この地に集うものだけに見える、時空を超えて
縦横無尽に網羅された宇宙なのです。


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我々は昨年同様に搬出入のお手伝いをさせていただ
くのですが、、、


本年少し違う点があります!



何か?



COMBINEで紹介させていただいている


アーティスト・エトリケンジが参加させていただく
ことになりました!!!


エトリケンジは二条城と御寺・泉涌寺にて展示
いたします。


【「観〇光」ART EXPO 2011】に関する詳細は是非
上記公式ホームページをご覧いただきたいのですが、
掻い摘んだところの概況で申し上げれば、、、、、


清水寺、御寺・泉涌寺、二条城という









世界文化遺産及び歴史的に由緒正しい古刹にて







30名のアーティスト諸氏がそれぞれの荘厳な空間を
相手に表現を競うという実に刺激的なイベントであり
アート博覧会です!!








私も昨年始めてボランティアとして参加させていた
だき、展示を拝見したのですが、美術館、ギャラリー
というような作品展示を端から想定した空間でない所
で各アーティストがそれぞれが信じる自らの表現を
持って格闘する風景は圧巻でした!





まさしく”LIVE”です!






威風堂々とした歴史という時間を刻み込んだ空間。
そこには現代社会の生活の中では決して味わうこ
とのできない微妙な光彩と作品の激しい摩擦!



この実に刺激的なイベントにエトリケンジが本年
参加させていただきます。







彼の戦いぶりにご期待いただきたいのと同時に











とにかく、、、




日常というものから空間と作家たちが、、、、

強引に我々を遊離してくれ解き放ってくれる感覚は、
自らが日常でなかなか感じ得ない【光】まさしく

展覧趣旨に顕示されているモノを体感させてくれ
ます!!!




ぜひ皆様


この秋は皆で【「観〇光」ART EXPO 2011】に行きましょう!


そして「ハレとケ」を存分に感じようではないですか!!





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また!同時期開催として


BAMI galleryではエトリケンジのexhibitionを開催いたします。


エトリケンジは【「観〇光」ART EXPO 2011】にて


二条城、御寺・泉涌寺にて作品展示を行いますが、
基本的には空間表現・インスタレーション・スタイル
にて臨みます。


BAMI galleryではバニシング・フィギュアーの小型タイプ
の展示即売を行います。


1/1フルタイプBODYとは違うミニマムなバニシングの世界を
BAMIgalleryではぜひご堪能いただきたいと計画しておりま
す。









できますれば、、


【「観〇光」ART EXPO 2011】をご覧いただいた後
BAMIgalleryに足をお運びいただきご高覧いただけ
れば幸いです。


よろしくお願いいたします!!









エトリケンジ solo exhibition
pico(ピコ)
2011.09.29 (thu) - 2011.10.24 (mon)
gallery close 10/3・8・9・10・14・15・16・23
open 12:00~18:00


【「観〇光」ART EXPO 2011】



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【展覧会コンセプト】


ピコ(pico, 記号:p)とは国際単位系(SI)

における、小ささを表わす単位の倍量・分量

であり、漢字文化圏においては【漠(ばく)】

と表記される単位である。



その単位は現代社会の中で頻繁に現れる分子

や原子を扱う際の主な単位・ナノ(nano)

よりも小さく現代社会では認識外にある単位

であるとも考えられる。又漢字文化圏に おい

て【漠(ばく)】という文字をこの単位に相当

させているが、漠と言う字自体が 現在持つ意味

とは「果てし無く広々としている様」「取り留

めがなくはっきりしない 様」ということである

と考えられます。極小な単位を表現するはずの

文字が広大無辺 な様を意味として持つ。そこに

は大小同義の仏教的な思想を読む事もできます。



エトリケンジが【pico】という字に込めて表現

する、小さなバニシングフィギュアーとは 極小

の世界が持つ人間の知覚・認識外にある広大無辺

な感覚を表現すると同時に、科学技 術が運動する

現代社会の象徴的極小単位【nano】を少し超えた

所にあるまだ見ぬ新たな 世界観=現代を前進させ

る何かを象徴しているとも言えます。


(director 上山潤)


エトリケンジ solo exhibition 「pico(ピコ)」プレスリリース


▲TOP
田村博文 STONE+SABI @CONVEX岡山
今週の土日は田村さんと


田村さんの作品”STONE+SABI”と共に


CONVEX岡山で開催されている


第34回伝統工芸展に伺いました。


COMBINEと伝統工芸展??


正直、違和感のある取り合わせと感じられるかも
しれませんが、私には別の考え方がありました。


確かにコンテンポラリーのアートフェア等では
無いわけで、その見え方や雰囲気もかなり相違
するというのは当然かもしれません。


しかし、本質を考えれば、


多くの方がお越しになる、そういう場所で
作品を見ていただく、このことに何の相違が
あろうか?


ましてや私も含め無名である我々のことを考えれば、
ありがたく頂いた機会は大事に精いっぱい頑張ると
いうのが筋だと私は考えました。


そして、”草莽崛起!!”


力あるものはどこからでも出てくるというのが
私の信念でもあります。






会場は高速の早島出口から山へ向かう・・

倉敷の中心地からも岡山からもかなり
離れた山中でした。





しかし

岡山はもちろん県北、鳥取、米子、広島、小豆島
高松、徳島・・・・

瀬戸内及び山陰方面からぞくぞくとお客様が大型バスに
乗ってやってこられます。

私たちは土曜日初日と日曜日の夕刻前までいたの
ですが、その間およそ3000人以上のお客様・・・





波のように押し寄せるお客様!



「なにこれ?樹??」

「なにするもん?」

「へぇ~かわってるねぇ??」






なにも想定されてなく突如作品と遭遇した
お客様の反応は面白い!

屈託なく話しかける
お客様に田村さんもタジタジでした・・







途中


瀬戸内の”ゴンベッサ”達が駆け付けてくれました!


インスタレーション作家であり備前焼作家でも
ある小橋順明くん!


彼の備前作品を見て感心する風を装う3人

※正面が小橋くん
※白いワイシャツにネクタイは私の大先輩
岡山の木野美術の木野さんです。。。。。




そしてバイト先から休憩時間に駆けつけてくれた
辻孝文君!

田村さん小橋君、辻君、、記念撮影




翌日には


岡山・牛窓から炭田紗季さんが仕事前に駆けつけて
くれました!


これら瀬戸内のゴンベッサたちは
以下から


小橋君ホームページ→ http://www.kcv.ne.jp/~atsumasa/
twitter→ http://twitter.com/kobashimasaaki


辻君ホームページ→ http://tsujitakafumi.com/
twitter→ http://twitter.com/tsujitakafumi

炭田さんFcebook→ http://ja-jp.facebook.com/people/Saki-Sumida/100001750453744
twitter→ http://twitter.com/sumida5



嬉しい事に、この地域で小さい拠点ではありますが
田村作品をご覧いただける場所ができました。


その件は改めてこのブログにて報告させて
いただきます。














▲TOP
上海出張報告
ちょっと報告の順番が逆になりましたが


先日14日~16日の間、上海に出張に行っておりました。


秋のアートフェア以降約3ヶ月ぶりの上海で要件は
アートフェア及びその前に色々と種を蒔いたことに対しての
打合せと丁度オークションシーズンでもありその視察を兼ねて
伺いました。


実はこれまで具体的報告は正式に決まってからと考えていた
プロジェクトがありました。


今年の夏前からKFL shanghaiとCOMBINEのチームにて
中国・上海の政府機関である対外文化交流協会様との間で、
交流展を開催しようと計画しておりました。


開催時期は2011年:上海市開催、2012年京都市開催と
いう計画でした・・・・・


今年のアートフェア直前にほぼ形が整い実行に移せると言うと
ころまで話しは出来たのですが、最後の最後に例の尖閣問
題が起きました。


我々のような小さな存在と言えど、相手は立派な政府機関・・・
結論から言えば保留という裁定が下されました・・・・・・



私たちチームも政府機関との交流に備え任意の団体を組織し
京都市様と京都市教育委員会様に後援の名義をいただき、
一応の公益性としての形を整えたのですが、結局今のところ
中止ではなく、保留という状態で宙ぶらりんとなっております。


正直、はらわたが煮えくりかえる思いでした。
これまで形をつくるために様々な方のご協力を仰ぎ、自身でも
行政機関を回ったりと色々あってやっと形が整いかけていた矢
先の出来事、、、、仕方がないと言えば仕方がないのであるが・・・



なんともやりきれない気持ちになりました。
実際中国側のアドバイザーで我々との調整の労を執ってくださっ
たある高名な大学教授も裁定に不服で政府機関まで抗議に出向
いて下さったのですが、、如何せん微妙かつ高度な政治的な問
題でもあり簡単に打開することはできず、保留というところで
落ち着いた次第でした。


私は正直最初この交流というプロジェクトには少しネガティブ
な印象を持っていました。それは日本国内でもこの手の文化
交流は数多ありますが、正直ビジネス的な出口として活用
されているのか疑問がありました。



しかしよくよく相手の事情
、、それは彼の国の政治体制やメディアの位置付け、その他
を総合して考えた場合、実はこういう切り口で進入すること
への意義、そしてそこからの出口戦略の有効性を感じたので
した。


一つのテーブルを作りそこに様々な可能性を


COMBINEすれば、、、、


様々な細胞分裂が生まれるかも!



実はある時から少し自分の中に小さなロマンが育ち始めました。


是非やってみたいなぁ・・と


自分が選抜した作家と彼の国の優秀な作家がお互いを高め
るようなそんな交流、その為のスタッフ同士の交流、運営する
ための協賛後援、またその他色々な繋がりそんなことが実現す
れば、最初は小さな小さな点でしかないものが、線となって律
動し大きな面となり育つ可能性が生まれるかも・・・・



そんな夢を少し見たのでした・・


しかしながら現実は先述の通りの保留・・・


救いは決して雲散霧消となった訳ではなく


状況と時期を勘案しながら諦めることなく継続して事を進める
という事で現在は考えております。



何時になるかは分かりませんが、是非実現したいと
思っています。



そういう事でこのプロジェクトは一旦休止なのですが
上海BIZがなくなったか言えばそうではなく、具体的な
売買のスキームそれなりに僅かながら進捗しています。



と言うことで、今回の出張では以前から気にはなって
いたのですが、上海のオークションの状況を視察すべく
伺いました。伺った週が上海の秋のオークションシーズン
で色々なオークションハウスが開催していたのですが、



今回は華東地区で伸長著しいあるオークションハウス
に伺い、そこの幹部の方と色々情報交換をいたしました。


と書けば偉そうですが、実際には色々と教えていただいた
と言うのが正直な所で、実に勉強になりました。


この方は間違いなく現在もこれからも、、、、、
上海アートビジネスの大立者であることは間違いなく
その話しの論理性、先見性そして、その先の夢、所謂
中国人の利殖性だけではない奥の深さを感じました。



実際のオークションも3時間ほど見せていただいたのですが、
確かに華東地区No1と豪語するだけの事はあり、圧倒
された次第です・・・・・・


しかしこれはあくまで実験的なパイロットパターンで
主戦場はもっと壮大な計画を持っておられるようでした。



やはり率直に言って、現実的な東アジアのマーケットスタン
ダードは香港で形成されます。


今は香港です。
このポイント外すことは出来ません。



この香港というコアに向かい、韓国、台湾、日本、シンガポ
ール、インドネシア、インド、中国が一直線に目指す現状に
おいて、日本以外はかなりの資金を持って自国のアートを売
り込みにかけます。これは極端な考え方かもしれませんが、
ある種のナショナルチーム的なスキームがあります。


これは良い悪いの問題ではない。


現実的な状況であり、そこに利が生まれるだけではなく
東アジアという枠組みの中での序列が形成されるという
事です。



この状況の中でさて日本は??と言えば正直小さな点が
寄っていっているだけで、、実際村上・奈良・草間などいう
のが日本を代表する銘柄ではあるのですが、正直、それがす
なわち現状の日本のアートビジネスを現在進行形で表す銘柄
かといえば、実はもうグローバル銘柄であり、日本だけが占
有するというものでもなく、では現在進行形であり他国と比
肩する銘柄は?



と言えば言葉は悪いですが絶対的な量からして貧相にしか映り
ません。


正直日本はこういう過酷な状況の遠心力からは、、、
放り出されたというのが私の感想でした・・・・



何が言いたいか、これからの東アジアマーケットで日本が
浮揚するなどという一時の夢のような・・・まぁ虚像でしか
なかったのであるが、、そういった事は二度と起こらない
どころか、それ以上に価値が毀損する恐れすら感じました。



20世紀、第二次世界大戦以降アメリカが芸術の覇権を
ヨーロッパから奪取、20世紀末イギリスが強固な自国コン
テツとして現代美術に力を入れた、、、実際にはそういう事
が背景にないと勝てない。



アカデミックな面もビジネス的な面も・・・・



日本がドンドン狭小になり、東アジアのスタンダードから
取り残されていくような感じを正直受けました・・・・・・・




何度も言うが、良い悪いの問題ではない。




僅かばかりの資金にてCやSという大手のおこぼれ
的な部分にありつこう、、もしくは、、、、



どうでしょうかねぇ?的なご用聞きのような状況しか
作り出せない間に・・・・・



強烈かつ強大な資金を投入し一気にイニシアティブを
奪いにくる連中が、、、、果たしてお人好しにも他国の
席をわざわざ空けてくれるのだろうか?




japanクールも良いが、、本当にそんなキャッチコピーだけで
行けるのかどうか・・・・・



私の見る限り



無理なような気がした・・・・



我々は真っ向からこのパワーゲームに立ち向かうのか?



彼らが想像もつかない新たな価値を



別の角度から差し込み打ってでるのか?



実際



春草も御舟も平八郎も



今でも高い次元で活きていても可笑しくはない




でもそれを野次馬的に日本の中で咆哮しても
現状はなにも変わらない。



ましてや先述の通り資金が糾合してチームjapan
なんて”現状のプレイヤーと呼ばれるさもしい”連中の
発想には絶対ない!



ここは連中が考えもつかない



日本を打ち立てるしか




私は道はないと思います。



狭い範疇で考えるのではなく



この国の素晴らしい様々なジャンルが
横断して新たなクリエーティブな
側面を生み出す、そんな必要性が
私はあると思います!




我々は絶対負けない。




二千年独自の言語で独自の絶対美意識の元
文化を構築した我々は、、、



先人に対して





こんな所で負けるわけにはいかない!!



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豊島に行ってきました!
瀬戸内国際芸術祭の来場者が


70万人を突破したと聞いた頃の


先日の20日、念願であった豊島に
行ってきました。


さすがに最終日が近づくにつれ
日々来場者が増えている状況・・


果たして船に乗れるのか?という不安を
抱いたままチケット売り場に行くと、、


予想通りの大行列!


そして、、なんと不幸なことか


私のほんの数人前で乗船拒否・・積み残し
の憂き目にあいました。。。。



警備の方から豊島に渡る他の方法を
聞き、早速別ルートでのチケットを
購入するために窓口に並ぶ・・・


結局、豊島を越えて小豆島まで行き
そこから豊島へ戻るというルートへ
変更、、なんにしてもいける事と
なりました。。



さて島に到着してですが、私の最大の
お目当ては当月17日にオープンした
内藤礼さんの美術館だったのですが、、
ここも大行列、、、整理券を渡された
のですが2時半以降・・・・



他の作品を見る事を考えれば少し
無理がありやむなく断念・・・・



豊島は直島、先日行った女木・男木
とは違い、展示場所が島内の沿岸部分
を一周したような状態に配置されており
バスも東回り西回りと巡回している。
その為すべてを見ようとすると相当
周到な時間配分をしないと無理があり、
また周回バスも1ポイント40分ごとに
到着という次第で、かなりタイトな
スケジュールが要求される。



大変残念ではあったのだが内藤礼の
美術館はパスし他の作品を見ることに
いたしました。



その後、内藤礼以外にも数点時間的に
あえて見なかったものもありましたが、
展示品ほとんどを見る事が出来、最終的
には満足でした。


豊島は確かに直島に次ぐ人気の島だけは
あり内容的には直島に次ぐものがあると
感じました。


中でも私を捉えたものは


塩田千春さんの作品で


一緒に行った釜君とも話したのですが



映画的な雰囲気があり、何か不思議な
空間、少しタイムスリップ中の時空
トンネルような空間が動きの途中にス
トップしたような瞬間を醸し出してお
り、そこに鑑賞者が入り込むと、時空
間がネジレタような感覚を誘うのであ
る。。


周りを取り囲む古い戸板達がそれぞれ
もっている歴史が重なりあい、その
中に入る今という時間に生きる自分
との不思議な交信が行き来しだす・・



この作品のもう一つの優れた点は


周りの雰囲気と溶け合い


表面的な時間断層が無いのであるが
作品内部に入ると著しく自然の劣化
と人工的な作為が交差して妙な時間
断層が生まれているという点である。




野外インスタレーション、特に特定の
地域においてのものとしてはかなり
優れたものであると判断できる。



周りの雰囲気と断層の無いエレメント
を使用しているのだが、自然に経年劣化
していったエレメントと、それを人工的
に補足するために同じような経年劣化
したエレメントを使用し異空間を作り出
している。この点がこの作品の妙味である。



全体には厳然とした既成の
建物なのだがそこに人工的に手を加え
ることによって特異な形状の建物へ変化
させている。



しかし、作品全体の雰囲気は特別新たに
作り出したというよりは、以前からあった
ものがメタボリズムのように動き出した
瞬間を捉えたような仕上がりになって
いる。


これはかなり優れたものであり
塩田さんの面目躍如ではなかろうか!



























もう一つは



森万里子さんの作品で


沼の中心に浮かぶ?配置された不思議なオブジェ


『トムナフーリ』


宇宙空間にある星が死滅すると
このオブジェとの間に交信が
生まれ光るということらしい・・・


正直原理は良く分からないが


宇宙と言う広大無辺な空間にある
不可視な生命と、この山中にある
1ポイント、人間が作り出した
作品が繋がっている。


それは、作品を通して宇宙と繋が
る人間を表現し、そしてある種の
仏像や偶像を通して不可視な浄土
や天国に対して念じたり祈りを捧げ
たりする行為の抽象化に近似し、

この作品が持つ東洋的な思想を背景
にしたコンセプト、これが強烈に私
を惹きつけた!


そしていつも私が言っている


何世紀も後にこの沼にある
この作品を見た我らの子孫
は、この時代や科学をどの
ように感じ、この作品をな
んだったと解釈するのでし
ょう?


そう思うと何とも言えない
感覚が突き上げてくる・・













以下はその他の作品です。




残念だった内藤礼美術館の入り口・・・










































































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