January 25,2010
上海bizの報告のつづきですが
実は先のblogの契約書調印の風景は
最終日の風景でした。
と言うことで・・・
先ずは結論からご報告させてもらったのですが
実際には最終日までに、様々な人、様々な施設等
をKFLとCOMBINEで視察しました。
その間、其のつど、KFLとCOMBINEは打ち合わせ
を行い、考え方のギャップ、先入観として持っている
お互いの溝の部分を埋めていくようにいたしました。
アートそのもの、アートマーケット、物流、、、
それぞれに横たわるそれぞれの国の特殊事情、
と、慣習や因習、、なによりも成熟から滑り落ちる
手前の我が国と高度な経済成長の途上である中国の
”富の還流形体”と”富の蓄積”及びビジネスイ
ンフラ等々、、、、
これらについて、、
観念として各々が色々と考えをもっている、、、
当然このプロジェクトはクルーそれぞれが得手な分野
を持っておりそれが結集しているわけで、目的は同じ
なのであるが、その方法論と経路には多種に渡る選択
肢がでてくるし・・アイデアも豊富である・・・
それをどのように集約し、何が一番効力を発揮する
突破口となるか、この部分のコミュニケーション、
これが今後を大きく左右することは皆一様に感ずると
ころでもあった。
私が先ず第一に提案したのは
情報収集であった。
当たり前と言えば当たり前なのだが
実は以前から実に気になることがあった。。
今や日本のビジネスに関わるメディアで中国を取り上げない
日はない。。その濁流のように流れ込む情報によるところが
大なのだが、確かに日本の雑誌、インターネット、等にて
中国のアートマーケットについて漏れ伝わる情報は多少知
っていたが、、、
本当はどうなのか?
実は以前の上海アートフェアで私が体感したものとは
日本で知り得る情報とはかなり乖離があった、、、


もっと平明に言えば
今まで自分が得た情報なんて
上澄みを労力なく攫い上げたものでしかないんじゃ
ないか??
オークションでどう・・・アートフェアでどう・・・
と表に出ている結果からの当てずっぽうな考察?
そんな雰囲気を私は昨年の上海で如実に感じた・・・
現実は、、
上海!というだけで売れるわけはない。。
ましてや芸術的に高い評価など・・・

当たり前である。
日本で大した実績もないものが場所が変わった
からといって即時結果が出るはずはない。。
こんなことは普通考えれば誰でも判断つく。
出会いがしらのようなビギナーズラックは別の
話であり取り上げる必要もない・・・
しかし売れている、、恒常的に、、
そういった結果としての情報
が厳然と残っている。。
また、、富の膨大な蓄積があることも又事実である。。
メディアはもっぱら、この売れている、富の蓄積という
後者を紹介するが、実際はそう簡単に売れるものではない
・・・
なのに何故か、、ユートピアのような雰囲気が漠然と
蔓延している。。
この部分、これをまず整理し整地しなくては、とても
アクションプランへと移せないというのが私個人の
考えかたであった。
ここで誤解があってはいけないので申しておきたいが
日本を”おざなり”にして、勇躍上海へなどという気持は
毛頭ない。
上海も日本も地続きであるというのが私の基本的考え方
である。今後も変わらず日本においてもCOMBINEのテーマ
である”今までになかったアートマネジメントの
新しいカタチ”を模索する。そして同次元にて上海にて
も同じ行動をとる、これが上海bizの基本コンセプトである。
付け加えて強調するならば
即物的な感性で
”モノ”を売るためにしているのではない
究極の目的はアーティスト自身及びそのアーティスト
が累々と紡ぎ出す人生を投影し社会を映し出した作品を
売るのであり、、
だからこそ、、KFLとのパートナーシップなのである。
その為には、何かに追随するということをするつもり
はない。KFLとCOMBINEが目指すもの、それは日本と
同じ、”今までになかったアートマネジメントの新しい
カタチ”である。
それを具体的にカタチにする
その手始めは・・・
やはり情報収集が密に必要である。
キーポイントは
我々独自感性による情報収集だ!!
という事で
先ずお会いしたのが
上海のオークションハウスのディレクターでした

※この赤いコートの若い女性がディレクターで
男性二人は先般紹介させてもらったLAO氏と
義理の息子さんで物流会社の社長です。
本当に中国でバリバリ仕事をしている人は
30代40代前半が中心!特に女性のパワーは
すごい!!
昼前
上海”ヒルトン”で待ち合わせ!!


と、、、聞くと実に格好いいが、、、分かりやすい
ランドマークなので・・・
ヒルトンを選択しただけで、、、
打ち合わせは
ヒルトンの向かいのレストランでのランチを
交えたものでした。。


なかなか風情のある街並。
可愛いこじんまりとしたレストランで
料理もおいしかったです。。


※中央の女性がオークションハウスディレクターです。
可愛い女性で学生か?と見紛うほどでした・・

※各所に電話をかけて色々と情報収集のための
調整を図っていただきました・・
しかし!!!
ここで手始めの情報収集としては実に濃密なものを
いただけたのでした。。。



※しきりにメモを取るLAO氏はじめKFLとCOMBINEクルー
達です・・・
つづく
実は先のblogの契約書調印の風景は
最終日の風景でした。
と言うことで・・・
先ずは結論からご報告させてもらったのですが
実際には最終日までに、様々な人、様々な施設等
をKFLとCOMBINEで視察しました。
その間、其のつど、KFLとCOMBINEは打ち合わせ
を行い、考え方のギャップ、先入観として持っている
お互いの溝の部分を埋めていくようにいたしました。
アートそのもの、アートマーケット、物流、、、
それぞれに横たわるそれぞれの国の特殊事情、
と、慣習や因習、、なによりも成熟から滑り落ちる
手前の我が国と高度な経済成長の途上である中国の
”富の還流形体”と”富の蓄積”及びビジネスイ
ンフラ等々、、、、
これらについて、、
観念として各々が色々と考えをもっている、、、
当然このプロジェクトはクルーそれぞれが得手な分野
を持っておりそれが結集しているわけで、目的は同じ
なのであるが、その方法論と経路には多種に渡る選択
肢がでてくるし・・アイデアも豊富である・・・
それをどのように集約し、何が一番効力を発揮する
突破口となるか、この部分のコミュニケーション、
これが今後を大きく左右することは皆一様に感ずると
ころでもあった。
私が先ず第一に提案したのは
情報収集であった。
当たり前と言えば当たり前なのだが
実は以前から実に気になることがあった。。
今や日本のビジネスに関わるメディアで中国を取り上げない
日はない。。その濁流のように流れ込む情報によるところが
大なのだが、確かに日本の雑誌、インターネット、等にて
中国のアートマーケットについて漏れ伝わる情報は多少知
っていたが、、、
本当はどうなのか?
実は以前の上海アートフェアで私が体感したものとは
日本で知り得る情報とはかなり乖離があった、、、


もっと平明に言えば
今まで自分が得た情報なんて
上澄みを労力なく攫い上げたものでしかないんじゃ
ないか??
オークションでどう・・・アートフェアでどう・・・
と表に出ている結果からの当てずっぽうな考察?
そんな雰囲気を私は昨年の上海で如実に感じた・・・
現実は、、
上海!というだけで売れるわけはない。。
ましてや芸術的に高い評価など・・・

当たり前である。
日本で大した実績もないものが場所が変わった
からといって即時結果が出るはずはない。。
こんなことは普通考えれば誰でも判断つく。
出会いがしらのようなビギナーズラックは別の
話であり取り上げる必要もない・・・
しかし売れている、、恒常的に、、
そういった結果としての情報
が厳然と残っている。。
また、、富の膨大な蓄積があることも又事実である。。
メディアはもっぱら、この売れている、富の蓄積という
後者を紹介するが、実際はそう簡単に売れるものではない
・・・
なのに何故か、、ユートピアのような雰囲気が漠然と
蔓延している。。
この部分、これをまず整理し整地しなくては、とても
アクションプランへと移せないというのが私個人の
考えかたであった。
ここで誤解があってはいけないので申しておきたいが
日本を”おざなり”にして、勇躍上海へなどという気持は
毛頭ない。
上海も日本も地続きであるというのが私の基本的考え方
である。今後も変わらず日本においてもCOMBINEのテーマ
である”今までになかったアートマネジメントの
新しいカタチ”を模索する。そして同次元にて上海にて
も同じ行動をとる、これが上海bizの基本コンセプトである。
付け加えて強調するならば
即物的な感性で
”モノ”を売るためにしているのではない
究極の目的はアーティスト自身及びそのアーティスト
が累々と紡ぎ出す人生を投影し社会を映し出した作品を
売るのであり、、
だからこそ、、KFLとのパートナーシップなのである。
その為には、何かに追随するということをするつもり
はない。KFLとCOMBINEが目指すもの、それは日本と
同じ、”今までになかったアートマネジメントの新しい
カタチ”である。
それを具体的にカタチにする
その手始めは・・・
やはり情報収集が密に必要である。
キーポイントは
我々独自感性による情報収集だ!!
という事で
先ずお会いしたのが
上海のオークションハウスのディレクターでした

※この赤いコートの若い女性がディレクターで
男性二人は先般紹介させてもらったLAO氏と
義理の息子さんで物流会社の社長です。
本当に中国でバリバリ仕事をしている人は
30代40代前半が中心!特に女性のパワーは
すごい!!
昼前
上海”ヒルトン”で待ち合わせ!!


と、、、聞くと実に格好いいが、、、分かりやすい
ランドマークなので・・・
ヒルトンを選択しただけで、、、
打ち合わせは
ヒルトンの向かいのレストランでのランチを
交えたものでした。。


なかなか風情のある街並。
可愛いこじんまりとしたレストランで
料理もおいしかったです。。


※中央の女性がオークションハウスディレクターです。
可愛い女性で学生か?と見紛うほどでした・・

※各所に電話をかけて色々と情報収集のための
調整を図っていただきました・・
しかし!!!
ここで手始めの情報収集としては実に濃密なものを
いただけたのでした。。。



※しきりにメモを取るLAO氏はじめKFLとCOMBINEクルー
達です・・・
つづく
