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トーナメント戦
気づくと10日近くブログを
サボっていた・・・・


最近の事を書きたいと思うところだが


どうもダイアリー的なブログが苦手で
結局、、、10日近くサボってしまった。


近況をごく簡単に纏めると


当月中旬から輸出について各所へ見積
もりを行い作業の段取りを手配してい
たことと


当月上海へ渡航されるKFLのF氏と
最終的な打ち合わせを行い、販売の段
取りを詰めていたこと、、、


合わせて昨年と流通の形態を変更させた
事にって生じた、中国当局への提出書類の
準備等・・・・


この2週間は大まかには以上のような作業
に追われていたような感じである・・


実際にはまだまだ細かい作業が残って
おり、ツール類や第二段の輸出等、、、


5月に上海へ渡航し、そこで頂いた宿題を
6月にそれぞれ提出し、結果の出たものや
まだまだ継続審議のものなど様々な進捗
があるのだが、何をおいても基軸はアート
フェアにどれほどこれまでの計画や接触し
てきた人を集約できるか?今回はそのポイ
ントが非常に重要であり、以降の展開に
とってもその内容は大きく関わってくる
ことになるだろう。


昨年は手探りどころか、なにも分からな
いまま決行したのだが、それ以降、2度に
渡り上海へ行き、プラスKFLがその間を
縫って上海入りをし、得た様々な情報を
元に今回を迎えている。


短期的な計画(即売)だけを運用するわ
けではないのだが中長期計画を視野にい
れた今回のフェアは正直昨年とは全く違
うコンセプトで迎えるつもりである。


実直に言えば何かを残さなければ、次は
ないし、当然全ての計画は修正せざるを
得ない。


絵画・芸術の世界は当然沢山の人に見て
もらってこそ成り立つものであるが、
ここを少し勘違いしている人たちがいる
ように私は思うのである。


沢山見てもらっても、何も残らなければ
負けである。


次の対戦カードが組める状況を
生み出さなくてはならない。。


だから絵画芸術の世界は、どのような
環境であろうとも実際には”トーナメン
ト戦”なのである。。


なんの反応もないものを全く同じように
次年度も取り扱う人はいないという事
であり、極端に言えば、展覧を失敗す
れば即ちその場を失地するということ
になる。


だから毎回勝たなければ次の場所へは
当然ながら縄張りは拡大しないのであ
る。


様々なイベントが京都は今年多く取り上げ
られているが、実際”何が残るのか?”
という具体性が見えないものが多いように
感じる。当然即売実績ということが主要な
要素になるのだが、果たして満足のいく
もしくは客観的に驚嘆するようなものが
残せたのだろうか??


それ以外の効果についても同様に感じる
情緒的なニュースのみ終わるのであるなら
ば、、、、


参画者の熱い思いだけがその場に残る・・



しかし、こんなものはすぐに冷め、、忘却
の彼方というのが本質だろう・・



もっと言えば、回を重ねるごとに規模や
内容が増幅する可能性があるのか?どうか?



その次、行わなければならない必然性が
不明瞭では何もが続くとは思えないので
ある。


少し僻みや誹謗のように聞こえるかも
しれないが、実際のところそうなので
はないだろうか?


正直昨年のアートフェア参加は失敗では
ないが決して成功とも言えない、ただ
成果として”首の皮一枚残して”本年に
つながったという事でしかない。。


しかし本当は順次色々な計画が拡大して
いかなければならない、これは先述の
次回を迎える必然性と全体計画の中での
必要性ということになる。


実に痴がましい限りではあるが


私の今回のアートフェア参加コンセプト
とは正しくこれが主題である。

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