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パワードスーツ
暑かったり、、そうでも無かったり・・



どうも過ごし難さが年々増しているように
感じるのは私だけであろうか・・・・



何と言うのか確実に言える事は



昔も夏は暑かった、、しかし、明らかに
今のようなオカシナ感じではなかったと
思う。



灼熱地獄という程ではないにしても



今日のニュースを見ているとニューヨーク
も北京も相当な暑さで40℃前後・・・



・・・40℃って高熱やん・・・・



この気温も年々上がっているように感じる。



地球温暖化に関しては学者によって捉え方
が様々で正確な事は分からないと聞く。。



ある学者に言わせれば温暖化などは寒冷化
に比べると何の問題もない・・・と、古今
恐竜の太古から冷害という現象による危機的
状況はあっても、温害などというものはない!


という、、なんとなくの説得力50%の説も
ある・・・・


いずれにしても年々暑くなり、過ごし難い
肉体的なストレスが堪る環境に加速度的に
突き進んでいる事だけは事実で、このまま
仮に突き進めば、数年後には夏場、外に出
られないような事になるんじゃないだろう
か????と考えてしまう・・



その時、、



そんな灼熱地獄に耐えられるように人間は
進化や突然変異していけるのか?いや、仮
に進化や突然変異が規定のDNAとしてあ
っても、この人為的な破滅現象のスピード
には到底追いつかない。。だろうなぁ・・・



と悲観的になる。。



と、ため息をついたが、実際、外は灼熱地
獄で身体を蝕み、身体の内側からはドンド
ン生活習慣による悪因で蝕まれていく。。



『もぉどするのぉ!!僕達!である。。』



人間は進化しているのか?退化しているの
か?



以前、ニッサンのデュアリスという車の
CMを見ていて、関心した。





モチーフがパワードスーツであった。
所謂、車がロボットに変身するのであるが、
数年後、人間はこういったロボット、パワ
ードスーツを間違いなく着ることになるん
だろうなぁ?などとその時感じた。。



この灼熱地獄の環境で外を生身の皮膚を晒
しては歩けまい?そうなると必ず防護的な
服装の必要性が出てくるだろうし、ただ着
ただけではより熱くなるから、内部に冷却
装置が必ず内臓されるだろう。



その時点で完全に人間のロボット化が始る・・



今、パワードスーツとまでいかないにしても、
それに近いプロトタイプが有名メーカーから
出てきている。




例えば愛知万博でトヨタが出展したロボット
などは自らが運転し自立歩行するタイプであり、
人間の肉体の一部という意味では少し離れるか
もしれないが、それにしてもほぼパワードスー
ツの概念を兼ね備えている。







また肉体の部分的補強では松下が開発している
ものが、かなりの実用段階まで来ていると聞く。







これは肉体が衰え筋力が低下した、もしくは何
らかの事情で障害をもってしまった人の筋力や
機能を助力するパーツである。



例えば極端な話、500g程度の重さのものが
持ち上げられない人が、このパーツを身につけ
ると、軽々と持ち上げる事ができ、そして自分
の意志を伝える機能までも兼ね備えているらし
いのだ。



仮に右手につけて左手でボタンを押すなどとい
う作業はいらない。要するにほぼ自分の肉体と
して機能するのである。



これはかなり画期的であり、劇的に社会生活が
変わる兆しを感じる。







これが身体全体を覆うくらいに進化すれば、こ
れはもう間違いなくパワードスーツになり、ロ
ボットに生活を手伝わせるという概念から、ロ
ボットを着て生活を送るという概念へ変化する
んじゃないだろうか??



実際ロボットの実用性を主軸に考えた時、この
方が遥かに時間的にも合理性も現時点では整合
されているように感じる。。。



そしてなにより高度な高齢化社会が眼前に広が
っているわが国では、いずれにしても今後介護
ということを考えた場合、これらの自立支援型
の文明が必ず必要項目に上がるはずだ。



高齢化社会で老人が、以前の中国のように街中
車椅子で溢れ返るのも問題であるし、ほってお
くと、車椅子の渋滞なども起きないとも限らな
い。



なにより、介護する側も高齢化するわけで、助
ける力が絶対量として減少するのであるから、
それを具体的に補う何かが必要になるはずだ。




そして、社会の建造物全てがバリアフリー化す
るなどは現状では到底不可能であり、それらの
状況を総合すると“やっぱりパワードスーツ”
となるんじゃないかなぁ?



街じゅうにロボットを着た老人が出現するので
ある。


そして生身の若者では到底敵わない力を発揮す
るわけだ。車が道をふさいで停車などしている
と、パワードスーツを着た老人が、軽々と車を
持ち上げたりし、皆がパワードスーツを着た老
人を頼りにする!!!



工事現場の労働力の主役は若者でも外人でもなく
“年金をもらいパワードスーツを着た”老人にな
り、今まで3Kと呼ばれていた労働集約部分がパ
ワードスーツを着た老人の持ち場になり、仕事を
若者や外人からドンドン奪うのである。



しかし、むやみに市販すると具合が悪いので、あ
る一定以上の肉体的劣勢を持った人だけに限定支
給されたりし、案外、今まで社会的弱者であった
方々が、世の中の花形になったりする。。



「あぁ!おれも早くパワードスーツ老人になり
てぇ!」



みたいな憧れまで生まれたりして…



傍若無人な若者がパワードスーツを着た老人を恐
れたりする社会が出現し、パワードスーツを着た
老人の中に、不良と化す輩が現れ公序を乱しだす。



それを取り締まる警察に、より強固なパワードス
ーツが支給されたりし、突如パワードスーツを着
たもの同士の市街戦が勃発するのである。



そしてパワードスーツの密売なども横行し、パワ
ードスーツを着たギャング団が出現したり、など
と“きりが無い”くらいのくだらない未来像が浮
かんでくる。。



しかし、いずれにしてもこれらのパワードスーツ
はやがて全人口に支給対象になるような気がする。



それは肉体的劣勢の補完ということだけが主目的
にならなくなるような状況が考えられる。



最初に書いた、異常な外気温の上昇や、解明され
ない疫病が頻発したり、結局、今のエイズにして
もなにも解明されていないから、基本は予防でし
か対処できていない。



これらの予防は感染者との接触を制限することで
しか予防はありえないのだが、そうなるとこれ以
上の病気が今後ドンドン全世界を席捲した場合、
結局、スキンシップ自体を制限せざる負えなくな
る。



そこでそういった状況下でも普通の社会生活を送
る事を考えるとパワードスーツを着て生きていく
事に帰結するんじゃないだろうか???




昔、ウッディアレンの映画だったと思うが、男女
それぞれが巨大なコンドウムのようなゴムの中に
身体を入れ、安全なSEXを送るなどというもの
があったが、実際冗談ではなく、ある種の社会が
抱えた深層を表現しているような気がした。




(※当ブログエントリーの最後に映画の一部をYOUTUBE
 にて用意していますので良ければご覧ください。)
 



そしていずれそれぐらいの状況が過度ではなく普
通に存在する暗示としても受け取れた。




SEXなども快楽を中心として考えた場合、脳から
発信される快楽だけを取り上げるという本質に集約
されるような気がする。




では、どのようにそれらを具体化するかと言うと、
パワードスーツを着た物同士が頭にケーブルを挿し、
挿したケーブルの先をお気に入りの相手の頭にある
ジャックに挿すこれをお互いに差し込み、SEXに
よる快楽はケーブルを通じて伝導させるのである。



SEXによる快楽はこれで完了である。



これならばエイズなどのような病気の病原は完全に
シャットアウトできる。



しかし、ジャック口が汚れていたり、ケーブルを
伝導する快楽パワーの交信スピードが合わなかっ
たりと多少の問題もあるかもしれない。



そして風俗産業も自動販売機のようなものになり、
其々がその前に行き好みの交信の種類を選別する・・



まぁこれは現在の”好みのタイプ”という事に
なろうか、、、


そして選び販売機のジャックに自分のケーブルを
差し込むわけである。。



実に味気ないようだが、案外それで十分SEXし
たのと同じような快楽が得られるのである。



また今と違う最大のメリットは、パワードスーツ
を身につければ、基本的に容姿は関係なくなる。



ハゲているだの肥満だのという今ある問題は基本
的に関係なくなる。



まぁあるとすればパワードスーツが何処で作られ
たかというブランド志向的な差別化ぐらいじゃな
いだろうか?




いずれにしても太古から受継いできた人間本来の
部分が無くなりつつある。。



しかし、それらもやはり人間が作り出した状況の
中での変化と対応である。。



基本的に合一化・無個性化していっている。所謂、
スタートレックに登場したボーグという高度な知
能を持ったエイリアンが使う“同化”という手法
に近いし、子供のころから見てきた“宇宙人”と
呼ばれるキャラクターには“個性”などが感じら
れるものがなかった。。






弱者と強者、愛情や情、儀、それら人間社会だけ
が有するバランスを劣勢的因子と考えるのか??



うーん???





人間はどこにいくのかなぁ??





と、蒸し暑いギャラリーの中で、、





ぼぉ~と考え込んだ。。。





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※ おまけ(天才・奇才:ウディ・アレン)



『ウディ・アレンの誰でも知りたがっているくせに
 ちょっと聞きにくいSEXのすべてについて教え
 ましょう』




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