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大学→行政→大学
今日は珍しい一日だった。


今月に入ってからCOMBINEとBAMIgalleryに直接関係し
ない・・?


というか、どちらかというと上海Bizに関することで



チョコマカ動き回っているのであるが、



今日はその関係で



午前中、京都造形大学にお邪魔し、午後から京都市の
文化市民局文化芸術都市推進室文化芸術企画課(なんとも
長くて厳めしい名前だが・・)へ伺いそして折り返し
夕刻再度京都造形大学へお邪魔した。。。



本当はこの間上記件で東京へも行く予定をしていたが、
電話にてやり取りをしている。



なににそんなに動き回っているのか?と訝しがるでし
ょうが・・・・



基本は、COMBINEの作家たちの上海での展開の一環についての
準備であり、現状ではまだなにもお話する、、、というより
も形ができていないのでお話しようがないのですが、いずれ
具体化させていくことになるので今しばらくお待ちください。、



という事で大学→行政→大学と



日常ではあまり・・というかほとんど行かない所に行き
貴重な話を色々と伺え勉強になりました。



合わせて、、商売柄いままで頓着しなかったが、、、
現代の大学というのは・・なんとビジネスの世界に近い
位置にいるのかと驚かされた反面・・・限界、、事業上
の性格的制約がありビジネスにはなりにくい状況も感じ
られました。


しかしながら、大学には機会があればドンドン伺いたいなぁ
とも思いました・・



私は社会での基本的な立ち位置はビジネスの世界に身を置い
ているのですが、


当たり前の事ではあるのですが、世の中にはそれ以外の世界
があり、実はそういう世界がビジネスとビジネスを繋いでい
るというのか、実際にはそういう世界の中にビジネスがある
と考えた方が良いのかな?と今日は考えさせられました。


特に藝術ビジネス??の分野は・・・
今後はとても重要な気がいたしました。



昨今盛んに取りざたされている事業仕訳なる行政の無駄の
あぶり出しなどを見ていても、官業の動かす金銭の大きさ
には驚かされるのですが、もっと驚くのは二重三重に無駄
が存在するという部分と、、、、事業追求に関する、本質
的なこだわりの無さ・・スペシャリストがいない、、ある
意味丸投げ的な消化には驚かされます。




今日は終日、公益性を追求する関係に伺ったのですが
実際にはそれぞれ考えておられることはあるのですが
率直な感想としては縦割りでの存在で、もっと連携を
図れば無駄もなくなり質も向上するのでは?と思える
部分が多々ありました。



又そういう組織を横断するというのか、その間を自由に
動き回る事業組織として社団、財団、NPOなるものが
存在しますが、、現実的には案外、資金的、事業目的等
が垂直構造というのか、、以外と融通が付かないことに
気づかされます。。。



結局、、色々良い事を考えて様々な分野との連携を想定
しても壁が立ちはだかるから、、単体の事業としてそうい
う組織を立ち上げる・・・でも実際には似通った組織が
五萬と存在し幾重にも細い線が延びているというのが
実際の風景のように感じました・・・


ともすれば、、何のための組織と逆から伺えば


実は、、本質的な公益性というよりも表層的な体裁
というのが実際ではないか?とも思えます・・・


こんな事は当たり前やろ?と言う声は聞いていましたが


改めて考えた場合、、一般の生活者で知り得ている
公益事業の組織がどれほどあるか?ましてやNPO
となれば・・・・・



本来、、これらを総合し横断すればもっとインパクト
も生み出せて、、実はコストも低減出来るはづであり
尚且つ、例えば国家間で交流するなどという側面を考えた
場合は実は最終的な利益の創出面で大きな違いが出てくる
なぁと感じました。


企業が独自に動いても限界があるのは事実です。


例えばそういう意味では社会主義国家で経済は資本主義
という中国はこういう事が”逆にスムーズ”なのかも
しれません。


それは法人と行政の意思の疎通??というよりも上意下達
という形は戦略的利益が合致しやすく行動をしやすい
組織形態なのだと思うのと同時に、自由裁量がない所で
交渉に向き合うからある意味強い、、妥協がないというのも
逆説的には強みだと考えられます。



本当は公益に適うという事を市民というのか個人が
考えた場合、もっと色々な受け皿が存在しても良いのでは?




と直感的に感じた一日でした。

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