February 8,2010
さて、直島行きですが
爽やかに晴れていたのですが

寒風が・・・猛烈に寒かったぁ!

先のブログで、少し確認したいことが・・
などと書きましたが、さほどの事では
ありません。。。
少し説明しにくいのですが
私自身の
再起動!
所謂コンピューターなどがフリーズや
不具合、新たなソフトなどをインストール
した際に行う行為と同様の意味です。


私の場合、直島に行くということの大きな
意味はそこにあります。
これで都合3回目になるのですが、最初に
行ったのが昨年の一月、丁度COMBINEをスタート
させた直後でした。
おおよそのイメージを持って船出したての頃です。
このときまで様々なことを考え、BAMIgalleryを
スタートさせ同時期にwebページも開設させました。
しかし、本当にそれは机上論を恐る恐るスタート
させたという程度でしかなく、ある意味具体的な
戦術が有るわけではなく、今から思うと少し観念
的な理想が前のめりになっていたかな?という
ような時期でもありました。
そんな時分に直島のあるスタッフの方と知り合い
になり、誘われるまま伺ったのですが、目から
鱗がボロボロ・・・というような事態、、、、、

それと、今もこのCOMBINEの骨格となる考え方
に触発されるという出会いになりました。

まさか、こんな瀬戸内海の小さな島にこれほど
のものが・・・・
それまで、金沢の21世紀美術館も茨城の水戸芸
の今となっては伝説的なexhibitionであるグラフ
ィティ展も東京のmotも森美術館もその他色々足
を運んでいたのですが、、、それぞれ大変素晴ら
しいのではありますが・・・しかし、この島を見
てからは、、、、、
これからのアートの在り方という点で、ここほど
先進的な考え方を実践している所はないと確信
いたしました。
それは箱の中で消化し昇華させ歴史を刻むという
これまでの考え方から一歩も二歩も進んだ、その
ままアートが息づく環境・・・
特に”家プロジェクト”の考え方と実践方法には
驚愕いたしました・・・


決して展示やその他環境や状況は平易な理解を得
られるものではないのですが、、、

しかしそのある種の難解さを軽々と飛び越えて、、
体感できる表現方法と作品が本当の意味で生きる
というこれまでなかったカタチ、、、、
この考え方とこれを運営し本当に作品に生命
を吹き込み続ける、スタッフの方々の情熱、、

この点が・・・
当然、福武財団の資力があって成し得ている
部分は誰が見ても判断できるものです。
しかし、問題は大きいからできて小さいから
出来ないということではないような気がした
のです。
取り組みの根幹となる考え方とその本質の
問題じゃないか?
これが、、、
私にとって、COMBINEの概念に少し修正を加え
なくてはいけないことを大いに気づかせてくれ
たのでした。
それは・・なにか??
分かりやすくあってはいけない、感じやすく
なくては!

商売として考えた場合、、分かりやすい方が
良いというのは誰が考えても常識ではある。
ロジックは平明で平滑な方が多くに受け入れ
られやすい・・・
しかし、それは本当に新しいものか?
新しい選択を提示できているのか?
なによりも根本的にそれは・・・
我々が追求するものか?
、、、という大事な部分で、今も実はCOMBINEの
根本的な骨格となっています。
アートの最大の醍醐味は
感じるという事だと信じています。
頭の理解などさほどの問題ではない、無い知識は
得て終いであるけども、感じるか否か、それは、
人間個々だけに許された精神の自由と解放であり
アートが見る人と対峙し戦うポイントの全てとい
っても過言ではない。。
そういう意味では理解されないことも一杯ある
筈で、それは広義においては理解できないという
体感でもあり、なにをおいても感じるという人間
の根源的感性にどのように訴えるか、これが何より
も大事じゃないか?と改めて考えた、それこそが
直島でした。
今回、ジェームスタレルの家プロジェクトにいた
スタッフの方と少し話をしたのですが、、、、、
世界各国から客はくるらしく、、年々増えている
らしい・・・
ゴールデンウィークには1500人も押しかけ
たらしい。ジェームスタレルのインスタレーション
は15分感覚でMAX16名しか入れないらしい。
という事は、一時間にMAX72人、家プロジェクト
が大体7時間程度しか開いてないので500人
位が最大のキャパとなる。。。
そうすると1500人来ても1000人は見れ
ないという事だ・・・・
こんな辺鄙な小さな島で・・・
スタッフの方がその状況を申し訳なく説明してくれ
たのですが、その方が言った一言にグッと来ました。
本当は皆さまにじっくり
味わって欲しいのですが・・・
アートを味わう!
スゴイの一言に尽きる。。
味わうというのは
本当にそうだと思う。
舌、胃袋を満たす表現でもあるこの言葉が
これほどまで心の満腹感に的確に突き刺さる
言葉だとは思わなかった・・
ひょっとして
本当に成功するとは・・・・・・
こういう所からくる感性なのかも・・・と、、
だから、これからも行くし、何度でも行きたい。。
特に、COMBINEが2年目を迎えた今、そして上海
という挑戦事項が目の前に立ちはだかった今だか
らこそ、再起動のため行くべきであると・・・
思ったのでした。。。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
私は、
今回もキッチリ
再起動することができました。。
又行きます!
そして
COMBINEの作家でまだ行っていない人たちを是非
つれて行きたいとも思っています!!!
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
追記
昼食は港の前の名物たこ焼き屋の”ふうちゃん”

たこ焼き
イカ天
タコ天

温かさと美味さは
寒風で冷え切った体には何よりの御馳走でした。。
因みに
店内には
宮島達男さんや大竹伸朗さんの”ふうちゃん”への
色紙が飾ってあります。。。


世界的なアーティストも来たんですね。。(笑。。)

恒例のYOUTUBE報告です・・
爽やかに晴れていたのですが

寒風が・・・猛烈に寒かったぁ!

先のブログで、少し確認したいことが・・
などと書きましたが、さほどの事では
ありません。。。
少し説明しにくいのですが
私自身の
再起動!
所謂コンピューターなどがフリーズや
不具合、新たなソフトなどをインストール
した際に行う行為と同様の意味です。


私の場合、直島に行くということの大きな
意味はそこにあります。
これで都合3回目になるのですが、最初に
行ったのが昨年の一月、丁度COMBINEをスタート
させた直後でした。
おおよそのイメージを持って船出したての頃です。
このときまで様々なことを考え、BAMIgalleryを
スタートさせ同時期にwebページも開設させました。
しかし、本当にそれは机上論を恐る恐るスタート
させたという程度でしかなく、ある意味具体的な
戦術が有るわけではなく、今から思うと少し観念
的な理想が前のめりになっていたかな?という
ような時期でもありました。
そんな時分に直島のあるスタッフの方と知り合い
になり、誘われるまま伺ったのですが、目から
鱗がボロボロ・・・というような事態、、、、、

それと、今もこのCOMBINEの骨格となる考え方
に触発されるという出会いになりました。

まさか、こんな瀬戸内海の小さな島にこれほど
のものが・・・・
それまで、金沢の21世紀美術館も茨城の水戸芸
の今となっては伝説的なexhibitionであるグラフ
ィティ展も東京のmotも森美術館もその他色々足
を運んでいたのですが、、、それぞれ大変素晴ら
しいのではありますが・・・しかし、この島を見
てからは、、、、、
これからのアートの在り方という点で、ここほど
先進的な考え方を実践している所はないと確信
いたしました。
それは箱の中で消化し昇華させ歴史を刻むという
これまでの考え方から一歩も二歩も進んだ、その
ままアートが息づく環境・・・
特に”家プロジェクト”の考え方と実践方法には
驚愕いたしました・・・


決して展示やその他環境や状況は平易な理解を得
られるものではないのですが、、、

しかしそのある種の難解さを軽々と飛び越えて、、
体感できる表現方法と作品が本当の意味で生きる
というこれまでなかったカタチ、、、、
この考え方とこれを運営し本当に作品に生命
を吹き込み続ける、スタッフの方々の情熱、、

この点が・・・
当然、福武財団の資力があって成し得ている
部分は誰が見ても判断できるものです。
しかし、問題は大きいからできて小さいから
出来ないということではないような気がした
のです。
取り組みの根幹となる考え方とその本質の
問題じゃないか?
これが、、、
私にとって、COMBINEの概念に少し修正を加え
なくてはいけないことを大いに気づかせてくれ
たのでした。
それは・・なにか??
分かりやすくあってはいけない、感じやすく
なくては!

商売として考えた場合、、分かりやすい方が
良いというのは誰が考えても常識ではある。
ロジックは平明で平滑な方が多くに受け入れ
られやすい・・・
しかし、それは本当に新しいものか?
新しい選択を提示できているのか?
なによりも根本的にそれは・・・
我々が追求するものか?
、、、という大事な部分で、今も実はCOMBINEの
根本的な骨格となっています。
アートの最大の醍醐味は
感じるという事だと信じています。
頭の理解などさほどの問題ではない、無い知識は
得て終いであるけども、感じるか否か、それは、
人間個々だけに許された精神の自由と解放であり
アートが見る人と対峙し戦うポイントの全てとい
っても過言ではない。。
そういう意味では理解されないことも一杯ある
筈で、それは広義においては理解できないという
体感でもあり、なにをおいても感じるという人間
の根源的感性にどのように訴えるか、これが何より
も大事じゃないか?と改めて考えた、それこそが
直島でした。
今回、ジェームスタレルの家プロジェクトにいた
スタッフの方と少し話をしたのですが、、、、、
世界各国から客はくるらしく、、年々増えている
らしい・・・
ゴールデンウィークには1500人も押しかけ
たらしい。ジェームスタレルのインスタレーション
は15分感覚でMAX16名しか入れないらしい。
という事は、一時間にMAX72人、家プロジェクト
が大体7時間程度しか開いてないので500人
位が最大のキャパとなる。。。
そうすると1500人来ても1000人は見れ
ないという事だ・・・・
こんな辺鄙な小さな島で・・・
スタッフの方がその状況を申し訳なく説明してくれ
たのですが、その方が言った一言にグッと来ました。
本当は皆さまにじっくり
味わって欲しいのですが・・・
アートを味わう!
スゴイの一言に尽きる。。
味わうというのは
本当にそうだと思う。
舌、胃袋を満たす表現でもあるこの言葉が
これほどまで心の満腹感に的確に突き刺さる
言葉だとは思わなかった・・
ひょっとして
本当に成功するとは・・・・・・
こういう所からくる感性なのかも・・・と、、
だから、これからも行くし、何度でも行きたい。。
特に、COMBINEが2年目を迎えた今、そして上海
という挑戦事項が目の前に立ちはだかった今だか
らこそ、再起動のため行くべきであると・・・
思ったのでした。。。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
私は、
今回もキッチリ
再起動することができました。。
又行きます!
そして
COMBINEの作家でまだ行っていない人たちを是非
つれて行きたいとも思っています!!!
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
追記
昼食は港の前の名物たこ焼き屋の”ふうちゃん”

たこ焼き
イカ天
タコ天

温かさと美味さは
寒風で冷え切った体には何よりの御馳走でした。。
因みに
店内には
宮島達男さんや大竹伸朗さんの”ふうちゃん”への
色紙が飾ってあります。。。


世界的なアーティストも来たんですね。。(笑。。)

恒例のYOUTUBE報告です・・
