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小橋順明 美術館にて作品発表
4月26日(木)より開催されます


備前市立備前焼ミュージアム企画展にて
小橋順明は作品を発表いたします。


2016年の山ノ内町立志賀高原ロマン美術館夏季企画展
内在する触感 Touch with Skinin 以来2度目のミュー
ジアムでの発表となります。



2015年12月にBAMI galleryにて初レビューをしてから
約2年半・・・・


土 人の手 炎から紡ぎ出す魂の作品。


『わたしたちは土から生まれ土に還る』


この言葉を自らの作品制作の文脈として
コツコツと研鑽を積み前進する芸術家の
”今”をぜひご覧ください。







今回は、


昨年末、BAMI gallery企画

「うまれる いのちつきるように」
小橋順明 ceramic sculpture
2017.12.05 (tue) - 2017.12.17 (sun)


にて発表した”蓮”作品をメインに展示
される予定です。






「土と生きる-岡山ゆかりの現代作家-」
平成30年度備前市立備前焼ミュージアム企画展


2018.04.26 (thu) - 2018.07.01 (sun)

at 備前市立備前焼ミュージアム 1、2階

http://www.city.bizen.okayama.jp/busyo/sityousitu/city/bizennyaki/mujium.html

【休館】毎週月曜日(月曜祝日の場合、その翌日が休館日)

【会場】備前市立備前焼ミュージアム 1、2階

【入館料】個人:大人500円、高校生・大学生300円、
中学生以下無料

【出品】 天羽羽衣、阿波夏紀、市川透、江口葉菜子、
加藤 直樹、金重潤平、小出尚永、小橋順明、三浦義広

【出展作家及び学芸員によるギャラリートーク(予定)】
4月28日(土)、5月5日(土) 13:30~(約30分程度)
参加費:無料(要入館料)、申込み:不要



現代の陶芸において、焼締め陶器・施釉陶器が混在する中で、
自らの表現に絶対的素材として土を選択した「土と生きる」
作家たちの作品をご紹介します。 出品作家は、岡山出身の
作家や岡山県下の研修施設・大学・大学院に在籍し、勉学・
研究に励んでいたことがあり、精力的に活動を続ける9名です。


共通して、素材に土を選択した必然性を有し、土の特質で
ある可塑性と脆弱性に挑み、陶の造形の可能性を追求してい
ます。造形技法ひとつをとってみても多種多様です。


陶芸のトラディショナルな技法である手捻り、轆轤作りの他、
糸・和紙・布、クラフト素材である陶紙の利用や集積させた
泥漿を構築した焼締めなど、9人9様です。これらの技法から
生み出された造形は目指すべきイメージに向かい、作家独自
の美意識と共鳴し、それぞれの作品の中に個性として内包さ
れています。


鑑賞者個人や世代間における美意識の差異、陶芸に対する
観念の隔たりはあるでしょうが、出品作家の土との対向性
や内面から湧き上がる表現の意図はこの想いに素直で、
丁寧です。


そんな姿勢は、芸術が人間にとって生きていく糧であり、
代えがたい行為であることを気付かせてくれることでしょう。


作品と対峙した時の心の動きや多様な価値観を受け止め、
土と向き合う全ての作家のさらなる発展に想いを馳せてく
だされば幸いです。


土に魅了され土に拘り、伝統工芸に挑む作家や、岡山の地
で土という素材に出会った彼らは、まさに「土と生きる」
のです。


本展では、作家9名の気概ある作品約50点を作陶道具などと
共に展示いたします。

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