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COMBINE / BAMI gallery 4月のスケジュール!
昨日27日(月)釜匠「共棲」@福山天満屋
無事終了いたしました。

沢山の方にお越しいただき心より御礼を申し上げます。
誠にありがとうございました。





思い返せば、COMBINEという名称にて外部企画を
スタートさせたのは今から5年前・2012年4月の
松坂屋名古屋さんでの釜くんの個展が始まりでした。

あれから5年、今回丁度節目で釜くんの個展でした。
久しぶりの彼との在廊、色々な話をし、ここから
先の彼のことを二人でイメージしていました。

いずれにしても大きく彼は変わると思います。
年内に外部の企画をあと二つ予定しています。
そこで変わりはじめる彼を目撃できると確信
しています。ご期待ください!


さて、3月も終わりです。
COMBINE/BAMI galleryの4月の企画を時系列順に
ご紹介いたします。


先ずは、BAMI galleryにて3月31日(金)から
スタートする

公庄直樹 「囁くものたち」
2017.03.31 (fri) - 2017.04.09 (sun)
OPEN 12:00~18:00
期間中無休







丁度一年ぶりの新作個展です。


前回のタイトルは”「気配のカタチ」”でした。
今回は「囁くものたち」。

このタイトルからも分かるように彼の一貫した視線は、
大仰に生き物を彫りだすということではなく、普段生活
している中で我々が気にも留めないところで同じように
生きている生き物を、同じ生き物の視線で見つめるもの
です。

今回の個展も静かな空間レイアウトの中に耳を澄ませば
”聴こえて”きそうな彼が生み出した作品達=生き物の
「囁き」があります!ぜひお立ち寄りください!!


続いて


外部企画ですが


4月6日(木)から広島福屋さんにて宮本くんの第二回目の
個展を開催させていただきます。

彼の百貨店個展デビューの地・福屋さん。
ありがたいことに第二回目を開催していただけました。

今回は早い段階から広島・呉を取材し、その取材を元
にした作品をメインに構成いたします。

こうご期待ください!


宮本大地 「小さな大海」
2017.04.06 (thu) - 2017.04.12 (wed)
at 福屋八丁堀本店7階ギャラリー101
10時~19時半(最終日は5時閉場)


COMBINE 宮本大地 「小さな大海」@福屋八丁堀本店7階ギャラリー101 プレスリリース by COMBINE on Scribd




続きまして

同じく外部企画ですが、
可愛い?ミニ催事です。





【けもののけ】

福山天満屋 6階 一般美術イベントスペース
4月12日(水)~24日(月)
〒720-8636
広島県福山市元町1-1
TEL:084-927-2111(代表)

佐野暁 公庄直樹 遠藤良太郎 岡部賢亮 太田夏紀
以上5名の作品が売場に並びます。


”けもの”と”もののけ”の造語ですが、
釜くんが命名してくれました。


奇天烈・摩訶不思議な可愛い小作品の展示です。
お近くの方は是非おたちよりください!



さて続きましては


BAMI galleryにての個展企画です!


八木くんの満を持してのBAMI gallery

新作のみの描き下ろし企画です。
これまでの商業施設とは違う”エッジ"の効いた
尖った企画です。


八木佑介 N→S
2017.04.15 (sat) - 2017.04.24 (mon)
OPEN 12:00~18:00
期間中無休





N→S アトリエでもあるBAMI galleryで私は深夜の都市
の光景を描いている。今回の展示では京都市下京区二人司町
のBAMI galleryから、久世郡久御山町栄4丁目の自宅まで
の帰路、約14kmの間で等間隔に5箇所の地点を決め、
そこに出発点と終点を合わせた7箇所の場所で観たそれぞれ
の光景を描く。


そして再びそれらの光景をBAMI galleryに私の辿った順番
通りに等間隔で配置する。細長いギャラリー空間の入り口
から奥へと進む鑑賞者の歩みと、私の職場から自宅までの
移動が重なる。展示空間内に深夜の都市を転移させること
を試みる。





 点から点への空間移動、例えば職場や学校までの往復、
リビングから寝室への往復、私達は日々、それぞれの
役割を持った場所から場所へと移動をする。私がそれぞれ
の地点で観た普段では見過ごすようなありふれた街角の
建造物にも役割があり、それらを大小の舗道が繋いでいる。


それは緻密な蟻の巣のようでもあり、体内で各組織、器官
を分化しそれらを管で繋ぐ生物の基本構造のようでもある。
私達の暮らす都市は膨大な人口を抱えながら、社会性の中
で統制、制御されている。そして血管を通る赤血球のように、
都市を網羅する舗道により各所へと人は運輸され、それぞれ
の場所で人々はそれぞれの役割を果たす。老朽物は代謝され
ながら、都市は肥大や萎縮を繰り返す。


私達が日々行う点から点へと向かう空間移動に沿うように、
もしくはそれを促すように都市は形成されて行く。今回の
展示で、私の観た都市の光景を一点では無く、連なる線で
示す。


私が観た凡庸な都市の光景は誰しものすぐ側に在り得る
光景であり、この京都市内から南部郊外へ移動した空間
内でカメラによって切り取った光景の一片は、世界中の
いずれの都市の中でも適合する形を持つ。文明により
都市の形は成熟し確立された。そこに現わされているの
は普遍的な人間の生態であり、その断面図を点と点を繋
ぐ線によりギャラリー内で空間として構築する。



今回の取材ではBAMI galleryを午前2時18分に出発し、
午前3時49分に自宅に到着した。各地点で無人となった
はずの深夜の街を均等に並んだ街灯が照らし出し、横断
歩道の信号機が点灯していた。それは確立された構造を
持った都市空間に現れる空虚な光景である。闇を覆い尽
くそうとする人工の光によって照らされ浮かび上がる
光景は、人が望み築き上げた居住域のあり方である。


私達は何処へ向かっているのか、私達の暮らしている
今夜の都市の姿を描き、そこから人類の姿について、
7点の絵と空間によって辿る。



続いては

関東での外部企画です


阿部瑞樹 日本画展 【生機物】ikimono
伊勢丹浦和店 7階美術画廊
2017年4月26日(水)~5月2日(火)

※作家在廊予定 4月29日(土)~5月1日(月)





現代の生活の中でとても身近になった自動車。

生物学的に生きているわけでもなく、

何か言葉を発するわけでもないけれど、

ふとした瞬間にまるで生きている物のように
感じることがある。

そんな「生機物」を絵に描いて表現したい。


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今年の阿部君は大忙しです。
こののち6月・岡山にて個展
8月広島にて個展・・・・・


彼のikimono【生機物】が各所で見れます!
こうご期待ください!!


続きまして外部企画ですが、、、
本番は5月なのですが、4月のゴールデンウィーク
前からプレビューを実施する予定です。


【手のひランド】

会期:2017年5月17日(水)→5月30日(火)
会場:あべのハルカス近鉄本店
   タワー館11階 美術工芸品売場



上記期間が本番ですが、そのプレビューとして
4月26日(水)から一部作品を展示いたします。





遠藤良太郎 釜匠 太田夏紀 岡部賢亮 公庄直樹 佐野暁

以上6名の手のひらサイズ?の可愛い作品たちの
特集です。

2週間の催事期間中土日中心に、各作家が売場にて接客する
予定です。




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最後ですが

BAMI gallery企画

4展 Shiten Round7 
2017.04.26 (wed) - 2017.05.05 (fri)
OPEN 12:00~18:00
期間中無休





BAMI gallery2階アトリエの作家4名のグループ展
も今回で7回目となりました。

今回のテーマは

【2022年と2067年】です。


今展はそれぞれの“仮説”を元に表現を試します。


2022年は現時点から5年後、2067年は現時点
から50年後 となります。


5年後は4展参加作家それぞれが30歳~37歳となります。
では 50年後は80歳前後です。


5年先をどう仮説するのか?これはある程度現在の地続きで
想像の 範囲かもしれませんが、ただ激変する時代の流れ、
自らの変化だけ では作品に投下はできないでしょう。
ましてや50年後となると生きているのか死んでいるのか
すら分か りません。


全体を取り巻く状況の仮説から何かを導き出す、それは
社会状況と の接合点がなければこの問いは成立しません。
つまり各自の世の中 に対しての仮説が必要です。


この仮説というのは実は難しいのです。しかし、
コンテンポラリー アート領域では実はかなり重要な
ファクターでもあります。


過去の文脈からの劇的な変化をイメージしがちですが、
実際には 先の要素をどう捉えるのか?それがアーティスト
の哲学思想として のダイナミズムであると考えます。
つまり、作家それぞれがある種の宗教的先導者もしくは
領導者とな るような感覚でもあります。


今回のテーマの仮設をどう構築するか?またどの側面から
構築する のか?


今を生きている人が誰も分からない事.


4名の若き作家は2022年と2067年をどう表現をするのか?


■出品作家:釜匠 八木佑介 宮本大地 遠藤良太郎

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