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一寸の虫にも五分の魂
先週の土日は


福山から香川そして備前に出張に行ってました。


福山は


3月22日からスタートする釜君の福山天満屋さんで
の個展プレビューをホテル催事の特集作家として
取り上げていただきました。






そしてホテル催事終了後、香川に渡り翌日お客様のところへ
ご挨拶と諸々の報告、其の後、釜君と備前へ!


当月22日からスタートする、岡山天満屋さんでの小橋君の
個展の打ち合わせの為、備前の彼の作業場に行きました。

釜君が現在取り組んでいる新しい世界と、これから個展を
迎える小橋君の作品をお互いが様々に質問し合い意見を求
めあいました。
















それぞれが新しいものに取り組み
それぞれがもがき苦しんでいる。




理想という言葉がある。


人が心に描き求め続ける、それ以上望むところのない
完全なもの。そうあってほしいと思う最高の状態。


理性によって考えうる最も完全な状態。また、実現
したいと願う最善の目標あるいは状態。


それとは反対の言葉もある。


現実である。


いま目の前に事実として現れている事柄や状態。


現実の対義語の言葉もある。


虚構である。


事実ではないことを事実らしくつくり上げること。


虚構とはある意味の理想でもあり


現実にすべき目標ともなる。


この3つは常にグルグルまわり追いかけ続ける


そして合致することは


ない。


良く人は言う



”理想はわかるけど・・・・”



それは、


理想は理解しているということだと思う。


ただ、このよく使われる言葉から感じるのは


理想には向わない、もしくは追いかけようとは
しないという事とも思える。


小橋君の今回の個展


彼には現在二つの側面がある。


一つは通常の”備前焼”という仕事


もう一つは


今回の個展に観られる作品表現


実は、どちらも


同じ時間軸で彼の中では形成されてきた。


ただ、備前焼という側面は


数年前から流通路にのり金銭も生んできた


しかしもう一つの側面はどうか?


これまで様々な表現にトライしながら
試行錯誤し、ほんの3年弱まえに今の形に
たどり着いた。



この二つ


今、私は二つの側面と書いたが
彼の中では相違する。


実は一つの線上に存在するものである。


同じ”焼き物”なのである。


日常使う焼き物から作家の表現主体となる
焼き物


有体に言えば


表現主体となる焼き物は彼の理想なのであり、
備前焼は現実なのである。


正直、表現主体が生業と成せているか?といえば
そうではない。逆に備前焼は?と問えば、生業と
成せている。つまり現実生活に相伴する現実的
事物である。


今回の個展


実はこの現実的事物で問うても良かったのである。


個展スケジュールが決まったのは2年前


つまり、その頃にはまだ現在の虫の作品は
不完全で未完成。個展の企画遡上にすら
上げれるものではなった・・・・


故に、その当時の企画は”備前焼”だった。


しかし、どうだろう10日ほど後に迎える
個展は”虫作品”である。



ここで先述の言葉を重ねて欲しい



”理想はわかるけど・・・・”



生業と成せていないものと
生業と成せているもの


現実的選択は明々白々ではないか?


しかし、彼の選んだ結論は


理想の追求である。


この選択とは何を意味するのか?


現実とすべく目標に向う


その決意表明に私は感じた。


これは、、、

大層な言葉になるかもしれませんが


生き方


ではないか?と私は思います。


どんな風に、、ではなく


どう生きていくのか作家として


その表明だと


傍らに居る私は感じています。


一寸の虫にも五分の魂



例え今、まだ世の中に認められていない
自らの理想でしかないものに打ち込む
ちいさなちいさな存在にも、それ相応の



意地がある。。。。



私も私の周りに居る



若い作家達も



皆、そうなのである。


そして


小橋君の


虫作品には


彼の


意地が詰まっています。。。。



小橋順明展 『気配』
陶彫と平面作品 

2017.02.22 (wed) - 2017.02.28 (tue)
at 岡山天満屋 5階 美術ギャラリー

https://ja.scribd.com/document/337058608

〒700-0822
岡山市北区表町2丁目1番1号
TEL:(086)231-7111(代表)
午前10時~午後7時30分
最終日は午後4時閉場
ACCESS MAP
http://www.tenmaya.co.jp/okayama/map1.html





COMBINE 小橋順明展 「気配」-陶彫と平面作品-@岡山天満屋  プレスリリース by COMBINE on Scribd







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