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創造公園渋谷 Art-Re-Public Tokyo : Shibuya
創造公園渋谷 Art-Re-Public Tokyo : Shibuya



5月4日行ってきました。



このようなイベント参加は初めてで
分からない(予想・予測)ことが
多々あったのですが



与えられた時間・場所・条件において
出来るかぎりのことをしてきたつもり
です。



我々の目的はなにか?




やはり不特定多数の方々に知ってもら
うということであり、、、




この結果については今後某かの答えがで
るような気がいたします。




このイベントをきっかけに様々な素晴らしい
方々と巡り合えた事、刺激を受けた事、、、
そういった方々と時間を共有できたことに



素直に心から感謝しております。




この場を借りて御礼申し上げます。





特に運営組織の方々においては、遠方からという
ことで我々に対し微細なる心使いをしてただき、
誠にありがとうございました。



本当にお疲れさまでした。




又、大阪から遠路わざわざ取材に起こしいただいた
読売テレビのクルーの皆さま、誠にありがとうござ
いました。




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恒例の動画報告に関しては編集後に改めて
報告させていただきますので今しばらく
お待ちください。



本日は取り急ぎ画像にて報告させていただきます。



開始前一時間、路肩でスタッフ、アーティスト
が待機、、そこはかとない緊張感がありました。





定刻12時に開始








大阪・読売テレビのクルーの方々も取材に・・




















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創造公園渋谷もうすぐです!
いよいよ明日5月4日



創造公園渋谷、、本番です!



本日の晩より渋谷へ出撃です。。



以下は公式プレスリリースと
アーティストマップです。



お近くの方は是非お越しください!




※fullscreenをクリックしていただくと
 大きくなります!





創造公園渋谷 公式アーティストマップ


創造公園渋谷 公式プレスリリース

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山本さんとの出会い







いきなの画像、、、




10年前の山本さんだ・・




マネキン開発の最前線で活躍していた頃に
新聞の取材を受けられた時のものだが、若い。。



山本幸夫 2000年10月3日朝日新聞夕刊【究める 達人への道】

↓ ↓ ↓ ↓ ↓








山本さんとの出会いは2年前、、3年前、、



田村さんの紹介であった。



その時分、ある作家の立体プロジェクトが立ち上がり
その造形・原型を制作してくれる方を探していた時に、
田村さんから腕利きの造形作家がいると聞き、頼み込
んで紹介してもらったのが出会いのきっかけだった。。



結局、そのプロジェクトは空中分解して無くなったのだが



不思議と



山本さんとの関係はそこからスタートした。



今から考えれば、当初私は田村さんからある意味



”職人”さんを紹介してもらったというような認識
の元、アトリエに伺ったのだが、、数時間喋って、



その不見識を大きく修正せざる負えなくなった・・




職人の仕事も当然だが、、その仕事や創作に向き合う
考え方や姿勢の奥行きが、、私の想像を遥かに超えて
いたのであった・・




その後、、プロジェクトは空中分解し、そこで本来
山本さんとのつながりが疎遠になってもおかしくなかった
のであるが、、、




なんというのか、、特別用件もないのにチョクチョク
アトリエに伺っていた・・



理由は




アトリエの中にある様々な仕掛中の仕事を見るのや
、山本さんと様々な芸術論を語るのが面白かったのだ。。




実はこれは今も続いていて、、私の周りにいる興味のある
作家は、、、



山本さんの迷惑も顧みず、すぐにアトリエに連れて行き
紹介している。。



それほど山本さんのアトリエと山本さんの仕事は




エキサイティングで面白いのである・・




だから当然





COMBINEを始める際





アーティストとしての参加を要請しにいき
了解してもらったのである。。。




山本さんには




自身が創作しそれを発表することに対して、、
一つの考え方があり、それを実践するという
コンセプトの元、COMBINEには参加してもらって
いる。




今回、、その一つの節目として初期参加のアーティスト
の”トリ”として登場してもらうのである。。。




ある意味





ここまで私は”待った”のである。





待つ、、濃縮する時間が必要だったのである。






その意味は今回の個展のステートメントに上手
く凝縮されている。





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私が美術高校に入学し、初めての彫塑の課題はベー
トーベンのデスマスクの模刻だった。そのデスマス
クを何も考えることなく似せようと模刻していたの
を覚えている。


それから40年近く。マネキンの造型師としての職
に就き、顔造りとは切り離せない環境にあった。そん
なせいもあって顔には特別な想いを抱いている。


ここ数年前から私は何かを考えたり作りたいと思っ
た時、出発点として人の顔を描いたり粘土で作った
りすることにしている。


その制作過程の中、色々な物の見方や発見がある。


その形の中に光の流れを見つけ影を追うといった
作業を繰り返す。


“喜”“怒”“哀”“楽”それ以外の感情。複雑
な感情が表れては消えていく。そして“無”。
たくさん顔を造ってきた今。


デスマスクには深い意味があると感じる。それは
決して死を表現しているのではなく、あらゆる物
から解き放たれた姿なのではないか。


むしろ穏やかな眠りの姿のように見える。その人が
持っている本来の素顔なのではないだろうか。自分
や他人を意識せず感情や表情を抜き取った本来の素
顔を造ってみたい。




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特に、、、、



ここ数年前から私は何かを考えたり作りたいと思った時、
出発点として人の顔を描いたり粘土で作ったりすること
にしている。



その制作過程の中、色々な物の見方や発見がある。






色々な物の見方や発見!






これを今回はお見せできます!





先日、最終的なスケジュールの確認等で最後にアトリエに
訪問したのだが、、、












面白いものが、、、







沢山出番を待っていました!!!




こうご期待ください!!




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山本幸夫 solo exhibition

『FACE』

2010.05.20 (thu) - 2010.06.18 (fri)
gallery close 5/23・29・30 6/5・6・12・13
open 11:00~18:00


BAMI gallery
〒600-8033
京都府京都市下京区寺町通仏光寺下る恵美須之町521番地 4F
TEL.075-585-8660 FAX.075-585-6510

e-mail office@combine-art.com

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GNH
昨日、NHKのニュースを見ていて


GNHなる言葉を初めて知った。。


ご覧になられていた方も多いかと思うが
ここで拙い説明をさせていただくと、、、


Gross National Happinessとい英文の頭文字の略で
日本語に直訳すれば・・



国民総幸福感となる。。



近しい類義語としてすぐに思いつくのが


GNPとGDPとなるが


こちらは


国民総生産 GNP:Gross National Product
国内総生産 GDP : Gross Domestic Product


ある一定期間にある国民によって新しく生産された
財(商品)やサービスの付加価値の総計という意の
GNPと、、

一定期間内に国内で産み出された付加価値の総額。
ストックに対するフローをあらわす指標であるGDP

どちらも経済産業等の状況を表す指標として国内
では広く認識されているが、、



実はそれ以上に一般に定着している観念と言えば
この指標が指し示すものこそが国の豊かさを可視化
する数値であり、外国等との比較における対外的な
相対感を感じる指標としてかなり国内では定着して
いる・・


実際にはさほど状況を的確に論ずるほどの精度の
ない指標なのであるが、、しかし高度経済成長
から未曾有のバブルと様々なウェーブを経験して
きたこの国で長らく指標として活躍してきたこれら
は、今でも大事な観測ポイントとして生きている。。



先般も中国にこのGDPが抜かれるという予測が
メディアで流れたが、実際多くの国民が、諦め
と共になんともいえない寂寥感を感じたのは
事実だと思う・・



いよいよ経済大国から陥落か・・・・
マナーも何もないあの国に追い越されるのか??
もう二度と這い上がれないのかも??



ひょっとして!


すでに、、かの国の連中は


東京をトウキョウではなく



”トンキン”と・・・北京や南京のように
自分たちの街のように認識しているのかも・・



などというネガティブマインドが支配した事
も又事実である。。


で、、、ここで登場するのが



GNHなのである・・・



いくらものを沢山作って儲けても
経済大国、、発展著しい国家などという
称号を掴んだとしても、、、、



国と国民の心が荒んでいたのでは・・



豊かでもなければ幸福でもない!



だから、、本当の豊かさを計る指標とは
GNPでもなければGDPでもない・・



まさしくGNH、国民総幸福感なのだ・・・という



解釈が成り立つのであるが。。



まぁ所謂、、ボロは着てても心は錦・・というやつ。。




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GNHの成り立ちをもう少し付記すれば



国の力や進歩を「生産」ではなく「幸福」で測ろう
というこの「GNH」の考え方は、1976年の第5回
非同盟諸国会議の折、ブータンのワンチュク国王
(当時21歳)の「GNHはGNPよりもより大切である」
との発言に端を発しているといわれています。
物質的な豊かさだけでなく、精神的な豊かさも同時に
進歩させていくことが大事、との考えです。


 ワンチュク国王は、どのようにしてこのユニーク
な概念を打ち出されたのでしょうか? 1960年代~70年
代初め、ブータンでは先進国の経験やモデルを研究しま
した。その結果、「経済発展は南北対立や貧困問題、環
境破壊、文化の喪失につながり、必ずしも幸せにつなが
るとは限らない」という結論に達したそうです。そこで、
GNP増大政策をとらずに、人々の幸せの増大を求める
GNHという考えを打ち出しました。「開発はあくまで、
国民を中心としておこなわれるべき」――GNHとは、
ブータンの開発哲学であり、開発の最終的な目標なので
す。


このGNHという概念のもと、ブータンでは、
1)経済成長と開発、2)文化遺産の保護と伝統文化の
継承・振興、3)豊かな自然環境の保全と持続可能な利用、
4)よき統治――の4つを柱として開発を進めることになり
ました。


 もともとは、幸福という概念は主観的なものですし、
国際的に一律の尺度で測れるようなものではないため、
GNHはあくまでも概念的なものとして考えられていま
した。しかし、GNHという考え方が知られるようにな
り、「GNPのように、指標として数値化できないか」
という声が高まったこともあって、1999年にブータン研
究センターが設立され、具体的な研究がスタートしてい
ます。


現在、まずはあくまでもブータン国内で通用する指標
をめざして、幸福という概念を9つの要素に分けて検
討しているそうです。


その9つの要素とは、

 

◎living standard(基本的な生活)

◎cultural diversity(文化の多様性)

◎emotional well being(感情の豊かさ)

◎health(健康)

◎education(教育)

◎time use(時間の使い方)

◎eco-system(自然環境)

◎community vitality(コミュニティの活力)

◎good governance(良い統治)




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ということらしいのであるが・・


確かにこのような趣意を見聞すれば


なるほどぉ~と感心しきりになるのは
今の日本の状況からは容易に想像がつくし、、


同じような事を!と考える割合が増えるのも
想像できる・・・



実際、、NHKのニュースの構成としては
仙石国家戦略大臣を中心にGNHの模擬的なアンケート
を実施し、その回答をもとに、、、


いかに幸福を追求するか・・などと重々しい顔つき
で話し合っている風景が画像として差し挟まれていた・・



が、、、




私が思うに




このGNHという概念そのものを否定や誹謗する
思いはまったくないが、、、




本当に大事な部分とは




先述の説明文の中にある、、



GNHとは、
ブータンの開発哲学であり、開発の最終的な目標
なのです。


という事が本質なのでは・・・と思う。。



本質は



日本の開発哲学、開発の最終的な目標




その手段として



何をするのか?
何を指標とするのか?




それが大事なのではと思う今日このごろであった・・

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