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人工UMAの集い!
明日より始まる人工UMA展のために今日はその"人工UMA"の発表を望む方々が集いました!


ギャラリーが見た事のない生物、物体が集う空間となりました!














僕の描いた作品もこの空間の一部として展示させて頂いています!
僕の作品の前には岡部さんが連れてきたグレた少年ロボットが暴れています。






ギャラリーを壊さないといいけど....!



↓↓以下展覧会詳細--------------------


【人工UMA展 -Artificial Unidentified Mysterious Animal Exhibition-】

2018年5月30日 (水)~2018年6月10日(日)
OPEN 12:00~18:00
期間中無休
※最終日午後4時閉廊
COMBINE office /BAMI gallery

人工、つまり人為的な創作、想像、願望により誕生した、誰もが視認したことのない生物や無機的立体物(ロボット等)を各作家が創作・発明・発見したという事を軸に発表いたします。
http://www.combine-art.com/html/gallery/ga_schedule.php

●発表者
釜 匠 (かま・たくみ33歳)
佐野 曉 (さの・あきら37歳)
宮本 大地 (みやもと・だいち27歳)
松本 央 (まつもと・ひさし35歳)
遠藤 良太郎 (えんどう・りょうたろう31歳)
太田 夏紀 (おおた・なつき25歳)
岡部 賢亮 (おかべ・けんすけ28歳)

●会場
BAMI gallery
〒600-8824
京都市下京区二人司町21番
TEL 075-754-8154
office@combine-art.com http://combine-art.com/html/gallery/ga_access.php

▲TOP
開発者との話
先日UMA展の作品を紹介させていただきましたが、今回はさらに細かい所までお見せしたいと思います!



























作品制作中、依頼主でもある開発者に全自動にするにはずいぶん古い部品も使われている事が気になり尋ねた事がありました。


すると、
「本当は自動化が進んでいくことをいい様には思っていない。

こうやって手を動かして何かを作り上げる事の方が温もりを感じる。

全自動を目指して作られたものが、これまで使ってきたものから出来ていたり、

出来上がった後の便利さより、作るまでの手間の方が大きいなんて事も矛盾してる皮肉が効いてて面白い。」

と話してくれました。
正直、よく分からない話でしたが、時代の変化に不器用に逆らう姿がそこには見えました。

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人工UMA展
展覧会のお知らせです!


今月末よりBAMIgalleryにて行われるグループ展【人工UMA展】に参加させていただきます!

それぞれの作家が人工的に創り出した生物やロボットなどを発表する展覧会となっています!



僕は先日ある方から依頼を受け、その方が開発中の機械のコンセプトアートを制作させていただきました!
今回の展覧会ではその作品を展示させて頂きたいと思います!


その方とは連絡が取れなくなってしまったのですが、その方の研究室に残されてた手記から今回制作させていただいた作品の内容が伝わる文があったので、いくつか紹介したいと思います!



「試作型全自動生活機」
P50(1167×803cm) アクリル

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開発者の手記の1文①

世の中が便利になりすぎている。

技術は日々進歩し、情報が溢れている。
道行く人々なスマートフォンを片手に常に世界中と繋がっている。
ネットの普及にAI、VRの進化。
直接顔を合わせる事よりもネットを通じてのやり取りが増えつつある。

身近な生活を見てみる。
全自動洗濯機や全自動食洗機に全自動掃除ロボット、
馴染みの深くなってきたものからさらに
車の自動運転の普及や声だけで動く家電。今後様々なものの自動化が進んでいくだろう。

デジタル化、自動化が進んだ先には何があるのだろう。
ボタン一つで物事が進む。
何をしなくても全てが完結する。
現実ではなくネットの世界に居場所を求める。

世の中が便利になっていくことは素晴らしいのかもしれない。

だが技術の進歩の産物を与えられた人間に成長はあるのか。

その先には人と人との繋がりが薄くなる世の中があるのではないか。

しかし私が何を思おうとこのまま世の中は進んでいくだろう。
それならばいっそ自らの手で完結させようと思う。

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開発者の手記の1文②

時間がかかったが、ようやく形になってきた。

「全自動生活機」
これが現在計画を進めている機体の名称だ。その他情報も記しておこう。

全高(mm)/3200
全長(mm)/2550
幅(mm)    /1000
重量(㎏)   /331
※基本装備時

上部と下部の機構の組み合わせにより様々なことの自動化を可能とさせる。
この機体の目的は全ての事をこの座席の上で完結させること。

基本スペックは上部機構に無段階調節が可能な座席にモニターを装備
機体の下部にはサスペンション付きの脚部機構を装着させる。

装備の拡張性を高め、
上部機構は
・フラットシート型・カプセル型・ベット型・ボックス型
への換装
下部機構は
・ホイール型・据え置き型・四足型への換装を可能にする。

今後、外部アタッチメントととして
・VRヘッドモニター・キーボード・サブアーム・太陽光パネル・簡易キッチン・小型冷蔵庫その他様々な拡張装備の開発を進める。

まだまだ細部の構造を詰める必要アリ。

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開発者の手記の1文③

現時点での計画案を友人のM氏に話し、私の考える機体デザインを元にコンセプトアートの制作を依頼した。

有り合わせの素材による試作型のため、不格好だがなかなかいい出来ではないだろうか。

デザインのシェイプは今後の課題としよう。

この機体が完成すれば、人は自ら動くことをやめる。
全てを機械に委ねてしまう。

便利さの先で人は人らしさを捨てるだろう。






↓↓以下展覧会詳細--------------------


【人工UMA展 -Artificial Unidentified Mysterious Animal Exhibition-】

2018年5月30日 (水)~2018年6月10日(日)
OPEN 12:00~18:00
期間中無休
※最終日午後4時閉廊
COMBINE office /BAMI gallery

人工、つまり人為的な創作、想像、願望により誕生した、誰もが視認したことのない生物や無機的立体物(ロボット等)を各作家が創作・発明・発見したという事を軸に発表いたします。
http://www.combine-art.com/html/gallery/ga_schedule.php

●発表者
釜 匠 (かま・たくみ33歳)
佐野 曉 (さの・あきら37歳)
宮本 大地 (みやもと・だいち27歳)
松本 央 (まつもと・ひさし35歳)
遠藤 良太郎 (えんどう・りょうたろう31歳)
太田 夏紀 (おおた・なつき25歳)
岡部 賢亮 (おかべ・けんすけ28歳)

●会場
BAMI gallery
〒600-8824
京都市下京区二人司町21番
TEL 075-754-8154
office@combine-art.com http://combine-art.com/html/gallery/ga_access.php

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